対象:住宅設備
はじめまして。照明について3点ほど質問があります。
我が家は、白熱灯?(ミニクリプトン球)が多いので、経済面で考えると蛍光灯にしたほうがいいと思うのですが、今使っている照明器具をそのまま使えるのでしょうか?
もう1点、子供部屋の照明についてなのですが、10.5畳の部屋に2.4m上のほぼ中央に1.4mの6.62平方メートルのロフトがあり、勾配天井に各1つ照明用コンセントがあります。
どのような照明器具を使えばいいのか迷っています。シーリングかペンダントタイプなのか・・・。
もう1点は、寝室の照明ですが、ダウンライト3つと反対側にブランケットが付いているのですが、とても両方つけると明るすぎるので、普段はブランケットのみつけているのですが、それでも明るすぎるのでブランケットの2灯のうち1灯だけつけたらどうかなと思うのですが、はずしておくことは危険ですか?コスト面ではどうなりますか?
3点お願いします。
補足
2010/10/18 12:46ちなみに、子供部屋は将来2つに分けられるように対称的に作ってもらいました。
みいあんさん ( 埼玉県 / 女性 / 37歳 )
回答:3件
照明について。
みいあんさん、初めまして。
インセンス斉藤と申します。
ご質問の照明についてですが…
(1)白熱灯を蛍光灯に替える件。
現在の器具が(E17)でミニクリプトンの場合、電球型蛍光灯に替えるのは難しいかもしれません。特にダウンライトの場合は電球を横向きに取り付けるものが多いのでサイズ的に不可能な場合が多いです。
シーリング(天井直付け)やブラケット(壁付け)などセードがある場合はセードとの接触など注意が必要です。一般的にミニクリプトンを使う器具はサイズを小さくするため使用しているので難しいと思います。
考えられる方法は、W数を小さくすることです。ダウンライトなどは60Wのものが多いので40Wや25Wの電球に付け替えることです。
口金(E17・E26など)に合えば器具に表示されているW数より小さいものを使用するのは可能ですが、必要な明るさが取れるか注意してくださいね。(頻繁にon/offする場合は白熱灯の方が負担が少ないということもあります。)
(2)ロフトの勾配天井の照明。
現在コンセント(引掛けシーリング・引掛け埋込みローゼット)ということですが、吹き抜け部分ならペンダントでも良いでしょうが、天井1.4mのロフト部分ならシーリング(天井直付け)の器具が良いでしょう。勾配天井取付け可能な器具で、簡易取付けタイプならばご自身での取付けも可能です。
丸型シーリングは薄いものも多いですが、直径が大きくなるのでキッチン用の蛍光灯を使うことも多いです。邪魔にならない位置なら引掛けシーリングに配線ダクトを取付けスポットライトを付けても良いと思いますよ。
(ロフトの使い方によってはスタンドを利用するのも良いのでは?)
(3)寝室の照明。
こちらは(1)と同様で、W数を小さくするのが一番良いのではと思います。
その他に参考までですが…白熱灯の場合は[100W]と[110W]の2種類置いてることがあります。
[110W]の方が切れにくいですので、そちらを選ぶと良いですよ。
思いつくまま書きだしましたが、何か参考になることありましたら幸いです。
補足
失礼しました、表記間違えました。
***
その他に参考までですが…白熱灯の場合は[100W]と[110W]の2種類置いてることがあります。
[110W]の方が切れにくいですので、そちらを選ぶと良いですよ。
***
上記の[100W]→[100V]、[110W]→[110V]の間違いでした。
評価・お礼

みいあんさん
2010/10/20 21:44回答ありがとうございました。
確かに、取り付けが大変です。どちらがいいのか検討していきます。
回答専門家

- 斉藤 克雄
- (東京都 / インテリアデザイナー)
- インセンス 代表
インテリアコーディネーターって・・・何する人?
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石井 純子
インテリアコーディネーター
4
照明について
みいあんさん、こんにちは。インテリアコーディネーターの石井純子と申します。
ご質問が3点ございましたので、順にお答えしていきます。
1、白熱灯を蛍光灯に変えたい、とのことですが、電球型の蛍光ランプを使用すれば変更が可能なものもあります。消費電力がかなり違いますので、電気代にも影響が出てくると思います。
変更の際は「E17」や「E26」といった口金の寸法が同じものを選んでください。それから、蛍光灯は色が幾つかあります。一般的なものは「昼白色」や「電球色」でしょうか。(メーカーにより別の色名が付いていることもあります)
白熱灯で過ごされていたのでしたら、色味の近い「電球色」がよろしいかと思います。白熱灯よりは黄色みが薄いですが、白々した印象ではありません。
注意いただく必要があるのは、今お使いの白熱灯の器具が、リモコンなどで調光可能でしたら、蛍光灯に変更することにより、その機能は使えなくなってしまいます。
2、勾配天井についてですが、子ども部屋自体の天井でしょうか。それともロフト部分の天井でしょうか。それにより考え方も変わります。
子ども部屋自体の天井が勾配になっているのでしたら、ペンダントタイプで吊り下げた方が部屋全体が均一に明るくなる効果があります。シーリングの場合は、勾配天井対応のものでなければ、明るさが床面に届きにくくなるので注意が必要です。
ロフトの天井でしたら、圧迫感がないように、なるべくコンパクトなものがおススメです。
3、寝室はダウンライトとブラケット(壁付器具)の組み合わせなのですね。主照明がない場合、暗くなることを心配するあまり、かえって明るすぎてしまうことはよくあります。ブラケットは白熱灯でしょうか?もし60Wの白熱灯(ミニクリプトンなど)であれば、40Wに変えてみてはいかがでしょうか。この場合も口金の大きさの同じものを選ぶ必要があります。球を外すことも可能ですが、部屋のバランスを見て二つ設置していると思われますから、やはり二つを使用する方が望ましいのではないでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。
照明の使い方で部屋の雰囲気がとても豊かになります。特にこの時期は夜が長いので、素敵な時間を過ごしてくださいね。
評価・お礼

みいあんさん
2010/10/20 21:39くわしい回答ありがとうございました。
参考にして、交換したいと思います。
寝室のブランケットは、球ではなく、直管なんです。カバーを上下することで、床側にも天井側にもいくもので、外見的には電球が見えません。1本にすることで、コスト面ではどうなのでしょうか?

石川 嘉和
建築家
1
実例を含めてロフト照明器具などの選定方法
邑都(ゆうと)設計工房の石川と申します。
(1)については他の回答者の方も言われているように口金の大きさの合うものを探すことになるでしょう。注意点としては、電球型蛍光灯は100%の明るさになるまでに時間がかかるので、短時間しか使用しない部屋(WCなど)には適さないということですね。
(2)は照明器具の平面上の位置によって変わりますが、ロフトを含めた部屋全体に2つとすると、吹き抜けの上でロフトの端部に近い位置なのでしょうか。吹き抜けの場合はペンダントが妥当と思います。
その場合注意点としては
・自分でランプ交換できる高さに器具の位置を設定する
・傾斜天井用の器具を選ぶ
・上から見下ろされてもおかしくない器具を選ぶ
・吹き抜けで上下に空間が広いので下面だけでなく適度に上面も照らす器具が望ましい
ということでしょう。
(3)については、他の回答者の方が言われている方法か、可能であればライトコントロールをつけるのがいいと思います。ご自分が一番適当と思われる照度に調節するということですね。これは一度決めたらずっと同じ照度ということではなく状況に応じて適宜変えてかまいませんし、そのほうが部屋にマッチするでしょう。
写真の例は10帖の洋室の上に6帖のロフトが設置されている例です。ロフトが片側に寄っているので上階に一つ下階に一つ照明をつけています。ロフトといっても天井高さは最大2.8mあり天井仕上げも木の羽目板にしているため、上階は70W、下階吹き抜けは100Wの蛍光灯をつけています。両方とも上面も照らすようにしています。みいあんさんのケースとは状況が少し異なりますが参考にしていただければと思います。
邑都設計工房 http://www.yu-to.jp
評価・お礼

みいあんさん
2010/10/20 21:55くわしい回答ありがとうございます。
ご丁寧に写真まで載せていただいて・・・。私も写真を載せられたらよかったのですが・・・。
ロフトのはしごからやっと届く範囲になるので、ペンダントタイプになると思います。
注意点を参考に選んでみたいと思います。
(3)のライトコントロールは後付けが可能なものなのでしょうか?

石川 嘉和
2010/10/20 22:45参考になればうれしいです。
ライトコントロールは照明のスイッチを調光器に変えればいいので可能です。ただし、大がかりな工事ではないものの資格をもった電気屋さんの工事となります。それと、0%~100%のライトコントロールは白熱灯ならできますが、蛍光灯ではそのような調光は不可能なので注意が必要です。
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