対象:住宅設備
はじめまして。
着工が近づき照明器具決定期限が迫っているのですが、悩んでおります。
現在以下のようなプランで検討しておりLEDは採用しておりません。
ショールームでは、太陽光があるのなら、LEDもすぐ元がとれますよと言われました。
LEDを積極的に採用するべきなのか、
もしそうであればどこにどのように採用するべきなのか、
ご教授頂けますでしょうか。
宜しくお願いいたします。
キッチン・・・・蛍光灯ダウンライト3灯
キッチン手元・・同上2灯
ダイニング・・・レールに蛍光灯ペンダント2灯
リビング・・・・蛍光灯シーリング+四方に白熱調光ダウンライト
(LDKは18・5畳の縦長で、対面壁なしのオープンキッチンです)
寝室、子供部屋・・・蛍光灯シーリング
トイレ、洗面室、階段、WC、内外玄関、廊下・・・白熱ダウンライト及び一部ブラケット
駐車場外灯・・・・白熱スポットライト
mmk1103さん ( 三重県 / 女性 / 34歳 )
回答:4件
コスト面からも熱効率面からも、LED照明をお勧め致します。
こんにちは。
パウダーイエローの稲垣史朗です。
今後の住宅におけるLEDの普及は目に見張るものがあると予測されます。
何故ならば、今後は今までの白熱球を製造中止にするので、LEDの使用頻度は加速度的に伸びるでしょう。
ここで、LEDの特徴を簡単にご説明させて頂きます。
1 省エネ/長寿命/コンパクト/低発熱であり次世代のあかりと言われています。
LEDは、Light Emitting Diode(発光ダイオード)の略で、電流を流すと発光する半導体素子です。
電気エネルギーを直接光に変えるため、白熱灯のようにフィラメントを熱して発光するランプなど
と比べて、大幅に発熱量が少なく長寿命ですからコストパフォーマンスです。
寿命を分りやすく言えば1日10時間使用で、約10年間程度の長寿命があります。
特徴としては、天井・床埋込みなどランプ交換が困難な場所の照明などに適しています。
電球自体がかなり小さいために従来の器具ではむずかしかった場所への設置や、
器具のデザインが自在です。
発熱が少ないため、熱を嫌う展示品の照明や、食材を料理するキッチンの手摺灯に適しています。
また、光に指向性があるため照らしたいものを効率的に照らせます。(LDKなどに最適です)
今回の選定方法ですが、場所が、
キッチン・・・・蛍光灯ダウンライト3灯
キッチン手元・・同上2灯
ダイニング・・・レールに蛍光灯ペンダント2灯
リビング・・・・蛍光灯シーリング+四方に白熱調光ダウンライト
以上の様な、お料理をするところでは、蛍光灯ではなくLEDの白熱球に近い明りを利用される方が、よりおいしそうに食材が見えます!
また、寝室、子供部屋・・・蛍光灯シーリング
トイレ、洗面室、階段、WC、内外玄関、廊下・・・白熱ダウンライト及び一部ブラケット
駐車場外灯・・・・白熱スポットライト
以上の場合にも白熱ダウンライトを使用されているところは全てLED照明がお奨めです。
補足
LED照明の色に関しましては、①電球色タイプ、②白色タイプの光色 ③レンズ付集光タイプ、④拡散タイプ
等のバリエーションがありますので、お部屋の用途に合わせて選ぶことが出来ます。
いずれにしましても、今後は今までの電球を製造中止にしていきますので、将来を見据えて対応されることをお勧め致します。
評価・お礼

mmk1103さん
丁寧なご回答ありがとうございました!
検討させていただきます!
回答専門家

- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
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稲垣 史朗が提供する商品・サービス
両方使えるタイプに
蛍光灯ダウンライトには、専用蛍光灯のものと電球型蛍光灯が使えるものがあります。
電球型蛍光灯のものにしてけば、灯体だけLEDに変えることができます。
蛍光灯でも消費電力は充分低いので、LEDの値段や性能はこれからどんどん
良くなるでしょうから様子を見ながら変えていけばいいと思います。
(白熱ダウンライトも灯体のみ変えられます)
ペンダントやシーリングは、変えられるものと変えられないものが個々の器具によって
あります。場所や形によっての必要性も異なるでしょうから、蛍光灯であれば
ことさら変えなくてもいいと思うので、状況にあわせて判断すればいいでしょう。
ちなみに、蛍光灯には電球色もありますが調光はできません。
LEDは現状では電球色は白色より若干暗くなりますが、調光はできます。
場所ごとに考えてみてください。
評価・お礼

mmk1103さん
丁寧なご回答ありがとうございました!
検討させていただきます!
回答専門家

- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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米山 哲夫
建築家
-
LEDはお勧めですが・・・
mmk1103様
家づくり舎ファミリーの米山です。
当社も最近、LED照明を取り入れた照明提案をしております。
LED照明は白熱灯に比べて消費電力1/6、寿命20倍と超省エネですが、家全体では照明代がかかりすぎます。ましてや一日数分しか点けないところでは、人間の寿命以上にもってしまう計算です。
そんなわけで当社としては、なるべく使用頻度の高い所にLED照明をお勧めしております。
例えばLDKと玄関ポーチだけをLEDにする、などです。こうすると効果的に消費電力を削減できます。
ただLED照明は今現在はダウンライト型が主流です。各メーカーのカタログを見ると照明配置計画の注意点などが細かく書いてあります。参考にしてください。
ぜひ良い家づくりをしてください。
米山哲夫
評価・お礼

mmk1103さん
丁寧なご回答ありがとうございました!
検討させていただきます!

米津 誠太郎
インテリアコーディネーター
1
LEDの実際の光を出来るだけご確認ください!
LEDを積極的に採用すべきなのか?とのご質問ですが、住宅の全ての照明をLEDにするのではなく利点が生かせる場所から採用される事をお薦めします。
例えば屋外用の照明(玄関灯や外灯など)は、夜間に長時間連続使用することも多く、メンテナンスが面倒なので、長寿命のLEDの使用に適しているといえます。
キッチンやダイニングなど、食事や素材の見え方が重視されるところでは、光を吟味する必要があります。光の色味ではなく、照らされたものの見え方を大切にしてください。LEDを使用される場合には、その点に配慮して器具選定を。
また私達は永年親しんできた従来の電球や蛍光灯の光、その光で照らされた状態に慣れているため、LEDの光に違和感を感じる場合もあるのです。
このような理由から、LEDを採用される場合には実際の光を出来るだけご確認されることをお勧めします。
評価・お礼

mmk1103さん
丁寧なご回答ありがとうございました!
検討させていただきます!
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