対象:損害保険・その他の保険
昨年末に第1子を出産しました(夫45歳、妻35歳)。
18歳までに学費300万円を貯めたいと思っています。
ネット銀行の定期に月々15000円貯め続けるか
学資保険に加入するか迷っています。
(生後6ヵ月経過しましたが、今のところネット定期に積立中)
『保険』というとどうも金額的に『損(元本割れ)』のイメージが強いです。
某学資保険は「戻り率111%」とうたっていますが
18年後まで確定なのかが気になります。
学資保険を選ぶポイントは何なのか。
ネット定期積立と学資保険、
どちらが金銭的にお得なのでしょうか。
よろしくお願いします。
りり2さん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:7件
教育費の積み立てについて
こんにちは。
教育費の積み立てについてですが、今のように低金利の時に長期で金利を固定する商品はインフレリスクを抱えることになります。インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。今のように金利が低いときには、市場金利が上昇したら金利が上昇する変動金利の商品や短期の固定金利の商品がいいです。
学資保険は長期の固定金利の商品ですので今のような時代はよくありません。18年後の戻り率111%で検討するのではなく1年あたりの利回りを考えましょう。
定期積立預金で金利見直し期間が1年などの商品のほうがインフレリスクがなく安全です。
インフレリスクも考え検討してみてください。
株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男
評価・お礼

りり2さん
「1年あたりの利回りを考える」
とても参考になりました。
回答ありがとうございまいした。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
資産つくりと保険は分けて考えるのが得策です
こんにちは
日本橋FP青柳仁子と申します。
ご質問の件ですが、基本的に保険での資産づくりはお勧めできません。
保険でも損をするということはありませんが、
利率を考えると、資産づくり(教育資金としての)に最適とはいい難いからです。
保険は「万が一のための備え」という本来の目的に活用するのがお得です。
従いまして、教育資金を貯めるには、定期積立の方をお勧めいたします。
もちろん、低金利の時代では定期といえども以前ほどの利率はつきませんが、
18年という時間を見方につけて確実に増やすことができるでしょう。
評価・お礼

りり2さん
育児雑誌等で「加入が当然」と思われる広告を見て迷っていました。
定期or保険の迷いが吹っ切れました。
教育資金は定期積立で対応していこうと思います。
回答ありがとうございました。
回答専門家

- 青柳 仁子
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
30代働く女性のための投資コンシェルジュ
本気で資産を作りたい30代の女性に向けて女性目線でわかりやすくまとめた『ゆっくりお金がたまる確かな方法―2万円から始める女性のための生涯プラン』(青柳仁子著/無双舎)全国書店で好評発売中。初心者でもできる資産運用で、将来不安を無くしましょう

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
金銭面でない特徴をお知らせします
ひえんそう 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご質問にある、月々15,000円の積み立てを18年継続されると、実質年利1.2%であれば3,614,527円になり,戻り率としてみると111&を超えます(元本は3,240,000円)。
これを基準として、下記3商品の比較をご検討ください
ネット定期積立と学資保険の比較ですが、学資が入用になる時期までの間に金利変動リスク(金利が上昇する可能性がある)の影響を考えますと、ネット定期の積立は預け替え等対応が可能になるのでお勧めです。
現在の金利がそのまま続いても、元本割れにはなりません。
また、期間途中で金利が1.5%程度になれば学資保険よりも有利なものに変わる可能性があります。
一方、学資保険は世帯主の死亡リスクへの対処としての加入をお考えの場合にお勧めします。
すでに戻り率が定められていますので、契約期間中に金利が上昇しても受け取れる金額は変わりません。なお、期間中他の用途には払い出しができませんから、学資という単一目的のためには宜しいかと考えます。
なお、今後の金利変動をお考えになられた場合には、円のMMFでの積み立ても検討されてはいかがでしょう。
MMFは短期金融商品で運用する投資信託で運用の基準が厳しく定められた商品です。
日々利子が付き毎月末に元本に上乗せされる複利の商品です。ご購入後1月経てばペナルティーなしで売却・解約が可能です。従いまして、もしもの際の他用途への使用には適しています。
以上、金銭面での得失だけでなく、其々の金融商品の特徴に合わせたご検討をお勧めします。
評価・お礼

りり2さん
今までMMFは「人ごと」でしたが、これを機に考えてみたいと思います。
回答ありがとうございました。

吉野 充巨
ひえんそう 様
好評価をありがとうございました。
少しでもお役に立てれば幸いです。

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
単純に貯めるだけでも・・・
はじめまして、ひえんそうさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
ご質問で15,000円を積み立てされる予定だと言う事ですよね。
この額を単純に貯めただけでも324万円になります。
これに金利が付くものへ積立をすればもっと多くなるという事ですよね。
学資保険でも支払保険料より戻ってくるお金が多くなるものもありますが、純粋に積立をして、金利の良いものだと保険よりも多くなる可能性も高いですよね。
ただネット定期をお考えですが、定期預金は単利金利といって、利子を再投資せずに元本だけに金利が付くものですから、出来れば複利金利と言う利子を再投資して利子に利子が付く商品を選ばれるとより効率的だと思います。
ただ現在は低金利ですので、目立って良い商品がない状態ですが、今後金利が上昇した時に金利上昇のメリットを受けることも考えて、商品を選ばれると良いでしょうね。
またご主人様に生命保険を掛けられておられ、更に学資保険で保障を付けると保障が重複してしまい保険料の無駄と言う事にもなります。
評価・お礼

りり2さん
「複利金利」勉強になりました。
単純な定期積立意外にも検討したいと思います。
主人の生命保険も再度確認します。
回答ありがとうございました。

釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
学資保険VS定期預金
ひえんそう 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
ネット定期積立と学資保険、
どちらが金銭的にお得なのでしょうか。
⇒率が良い学資保険を加入すれば、学資保険の方が
率は高いですよ。
ただ、学資保険は固定金利商品ですので、現状では
確保する金融商品ではありません。
定期預金は、満期まで短いものは、その時に経済状況
とリンクしていくので、インフレになることを想定
されるならば、定期預金をご選択された方が良いです。
今後もデフレが継続するという判断でしたら、学資保険
の方がよかったという可能性はあります。
もしひえんそう様が私に相談されたとすれば、
私は間違いなく学資保険はやめておきましょうという
ご提案をします。
それは保険には破綻リスクがあるからです。
もし詳しいことをお知りになりたいということでしたら、
お気軽にご相談下さいね!
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼

りり2さん
決め手に欠けていたのですが、
定期or保険の迷いが吹っ切れました。
単純に定期積立ではなく他の商品も検討したいと思います。
回答ありがとうございました。

釜口 博
高評価をいただきまして、ありがとうございます。
ひえんそう様がかなり理解力をお持ちですので、
少し勉強されれば、ご自身の目的に合った、費用対効果
の高い商品を選択することができるかと思います。
ホント、あと少しのところまで来られています。

山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
-
運用しながら目的達成を希望するのであれば!
ひえんそう様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、ひえんそう様からのご質問につき、実態に則してお応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考)
1.先ず、学資保険加入ポイントのつきましては、
・最終目的(学資資金の準備)を明確に出来ると考えます。
・基本的に生命保険をベースにしているため、契約者及び被保険者が健康であることが前提となります。
・「契約者:父母又は三親等以内の親族」「被保険者:お子さま」となり、契約者を誰にするかで「戻り率」が異なってきます。因みに、今回「111%」はひえんそう様を契約者として計算されていませんか?
・又、契約者が死亡或いは高度障害状態等になった場合に「保険料払込免除特則」が付加されていれば、以後の保険料は満期まで免除扱いとなります。
・尚、保険料及び受取金額は契約時に原則確定しております。
2.ネット銀行での定期積立と学資保険の金銭的な比較につきましては、
目的や商品内容及び税制面等で異なっておりますので、一概に良し悪しは難しいと思います。
3.結論を申し上げますと、ひえんそう様が運用しながら目的達成を希望するのであれば、多少リスクある金融商品申込みをご検討されることも一方と考えます。
以上
評価・お礼

りり2さん
「運用しながら」いうと難しいようにとらえてしまいますが、自分でも少し勉強してみようと思います。
単純な定期積立以外も調べたいと思います。
回答ありがとうございました。

大関 浩伸
保険アドバイザー
-
得かどうかは、契約者の価値観で決めるべきです
ひえんそうさん、こんにちは。
保険実務に強いFPの大関と申します。
>某学資保険は「戻り率111%」とうたっていますが
>18年後まで確定なのかが気になります。
↓
確定です。ただし、途中解約は元本割れします。
18年間で、「戻り率111%」をどう捉えるかがポイントです。
学資保険による学資積立が、「ネット定期積立」に優っている
点としては・・・
1.途中解約だと損だと知っているので、少々のことがあっても続けられる
2.扶養者が、万が一の時に、積立義務が免除、つまり積立金保証がある
というところです。
運用が得意は
FPは、学資保険なんかより、投資信託などの金融商品を
強く勧めると思いますが、リスクが嫌いという方は、これに従わなくて
いいと思います。
上記の2つの項目を検討して、前進して行きましょう。
下記のコラムをご参照下さい。
↓ ↓ ↓
<学資保険について>
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/c/c-7217/
<保険見直しセミナー?>
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/c/c-7298/
以上、参考にして頂けたら幸いです。
評価・お礼

りり2さん
積立金保証はいいなぁと思うのですが、こればかりは何とも言えませんね。
主人の生命保険を再度確認してみたいと思います。
金融商品についてもう少し勉強してみたいと思います。
回答ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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