対象:お金と資産の運用
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37歳・妻・子の3人家族です。よろしくお願いいたします。
先日、会社が合併となり、前の会社の他社で運用していた分の退職金が100万円程度、前倒しで支給されました。
「あくまでも退職金の前倒しなので、くれぐれも退職するまでは使わないようにしましょう」と、会社からは言われているのでできるだけ使わないようにしたいと思っているのですが、ただおいておくのももったいないので、何かで運用したいと思っています。
私の浅い知識で調べた限りでは、自分としてはあまり面倒なこともしたくなく、株価等の上がり下がりで振り回されたくないので、投資信託がよいのではないかと思っています。(ちなみにカン・チュンドさん等の本を読みました。)
ただ、どの本を読んでも一度に投資しないで、時期を分けて投資したほうがよいとの説明があるので、具体的にどのような感じで投資すればよいのか迷っています。
私が思っているのは、一度に全額投資して(もちろん分散投資ですが)しまったほうが、収益金額が増えてよいのではないかということです。もちろんそれだけリスクも増えることになるかと思うのですが・・・
以上のような条件だと、どのように運用するのがベストだと思われますか?
とりあえず投資信託を考えていたので、それを前提で書きましたが、ほかに違うお勧めの運用方法があれば、もしよろしければご指導ください。
上記もしましたが、運用の姿勢としては、「あまり面倒なことはしたくなく、株価等の上がり下がりで振り回されたくないい。多少の損は覚悟していますが、長期投資で、出来るだけ定期預金に入れておくよりは収益が出て、インフレ・デフレにも対応できる運用」です。
よろしくお願いいたします。
ignitionさん ( 北海道 / 男性 / 37歳 )
回答:5件
投資について
おはようございます。
投資についてですが、やるのであれば経済情勢には敏感になっておくべきです。投資信託も価格が上下します。ほっといて儲かるものではありません。使いたいときにリーマンショックなどがおきると大損します。運用途中で経済情勢によっては売却などを考えていくべきです。
分散投資についてはリスクヘッジになるのでいいかと思われます。ただ、分散投資においても時間の分散、投資国の分散、商品の分散などいろいろあります。よく考えながら実行してください。
アセットアロケーション、ポートフォリオなどの考え方もありますが、個人で一般的にやる場合には、それぞれの資産の価格が毎日動いているので常に同じ割合を保つのが難しいためなかなか有効な割合を維持するのは難しいでしょう。
もし、経済情勢を常にチェックするのが嫌であるのであれば、金利が変動する預金や短期の固定金利の商品、為替リスクはありますが外貨建MMFなどで運用したほうがいいかと思われます。
株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男
評価・お礼

ignitionさん
早々にご回答いただきありがとうございます。
投資信託についてですが、相当なことがない限りは売却しないほうがよいと認識しているのですが
ご回答で言われている売却とは、そういった場合のことのみをさしていらっしゃるのですかね?
それとも、私の認識が甘いだけで、ある程度経済情勢が悪くなってきたら、やはり売却等を含め見直すべきなのでしょうか?
システムをあまり理解していないので、こちらで再質問をしたところで、ご回答いただけるかわかりませんが可能であれば再度ご指導願います。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
運用方法について
ignition様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。
退職金の前倒しで支給された100万円を運用されたいとのこと。
確かに、分散投資、長期投資は、ある程度までリスクを軽減できる方法と考えられますし、おすすめです。
ただ、完全な受身の運用で成果をあげるには、経済全体が右肩上がりで成長していくことが前提となりますので、例えば、先進国全体が、デフレ経済に突入していった場合などは、思うような成果を得られない可能性も否定できません。
例えば、日本株のインデックスでは、20年経っても元本を取り戻せていません。
ですので、個人的には、状況により、集中投資の要素も入れていった方がよいのでは、という意見です。
具体的には、ここぞというタイミングを計って売買したり、経済の動きを見ながら特定の資産クラスの割合を高めたり、といったことです。
実際、私が相談を受けている方の中でも、リーマンショック直後に思い切って、集中投資をした方が、明らかに大きな運用益の差を出しています。
この時は、100年に一度の投資機会といわれていましたので、タイミング投資は、それほど難しくなかったのです。
もちろん、投資運用に絶対的な答えはありませんし、結果として、どれが正解となるかは分かりませんが、もし集中投資の要素も入れる場合は、ある程度の知識や経験が必要になります。
少しずつご自身で経験を積んで、学習していくのもよいと思いますが、もしひとりで判断していくことに不安がある場合や気持ちの面で折れてしまう可能性のある場合は、投資運用を専門にしているアドバイザーの力を借りるのもよいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼

ignitionさん
ご回答いただきありがとうございます。
やはり投資にはある程度の知識と経験は必要なんですね。
これから少しずつ、かといって手遅れにならないよう計画的に投資の知識を身につけて行きたいと思います。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
30%~50%程度を投資して様子を見ましょう
はじめまして。
日本橋FP青柳仁子と申します。
投資の初期段階では、投資信託はとてもよい選択だと思います。
ただ、分散投資であっても世界情勢の動きで多少の上がり下がりはありますので、
その点は我慢していただくしか仕方がありません。
時期を分ける方法と、一度に投資する方法といずれかをお悩みとのことですが、
まずは、30%~50%程度をいくつかの投資信託に預けてみて、半年から1年程度
様子を見てから残りの投資を決めるという段階を踏んだ投資をお勧めします。
確かに、一度に投資をすれば運用がうまくいった場合には高いリターンが期待できますが、
運用が悪かった場合のリスクが大きくなります。
老後まで運用する資金としては、それほどリスクをとることはお勧めできません。
投資信託も、運用先によって、いくつか分けて投資してみても良いと思います。
ただし、投資信託は手数料がかかりますので、複数投資する場合にはご注意ください。
また、長期投資とはいえ、運用状況の確認は必要です。
毎日の値動きを必要はありませんが、
投資信託は毎月運用結果が届きますので、月に一度は確認してください。
そして、年に一度は、運用の結果を元に、見直し(このまま続けるのか、他の運用に変えるのか)をされることをお勧めします。
評価・お礼

ignitionさん
ご回答いただきありがとうございます。
皆さんの意見を拝見させていただいていると、やっぱり自分は投資信託かETFあたりがよいような気がします。
青柳さんのおっしゃるとおり、老後まで運用したい資金ですのであまりリスクのない方法で運用して行きたいと思います。
よいアドバイスをありがとうございました。
回答専門家

- 青柳 仁子
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
30代働く女性のための投資コンシェルジュ
本気で資産を作りたい30代の女性に向けて女性目線でわかりやすくまとめた『ゆっくりお金がたまる確かな方法―2万円から始める女性のための生涯プラン』(青柳仁子著/無双舎)全国書店で好評発売中。初心者でもできる資産運用で、将来不安を無くしましょう

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
1
資産運用について
ignitionさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『以上のような条件だと、どのように運用するのがベストだと思われますか?』につきまして、ignitionさんの場合、運用の姿勢としてあまり面倒なことはしたくなく、かつ、時期を分けて投資した方が良いということですから、証券会社にご自身の口座をまず開設し、口座の開設が完了したら100万円をそっくりそのままご自身の口座に入金して、例えば毎月一万円など、毎月一定の金額ずつ投資信託などを購入することができる累積投資という方法で資産形成を行っていただくとよろしいと考えます。
尚、投資信託でも構わないのですが、投資信託の場合、保有している期間はずっと信託報酬手数料という保有コストがかかってしまい、運用のパフォーマンスを押し下げてしまう要因となりますので、投資信託の替わりにETF(上場投信)など、保有コストがかからない金融商品での運用をお勧め致します。
また、配当利回りの高い株式を毎月累積投資で購入していってもよろしいと考えます。
証券会社により取り扱いは異なるようですが、単元株にならなくても、株式の配当金を支給する証券会社もありますので、合わせてご検討ください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

ignitionさん
ご回答いただきありがとうございます。
ド素人なものですから証券会社の口座に入金する=投資信託を購入することだと表いました。
累積投資についてはETFでも同様に行えるんですかね?
こうやってアドバイスをいただくと、自分の投資に関する知識は本当にまだまだなんだなと痛感しました。
よいアドバイスをありがとうございました。

渡辺 行雄
ignitionさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
-
資産運用のルールを決めてから、運用スタートを
ignition さん
はじめまして、札幌でFPをしています恩田と申します。
運用時に「あまり面倒なことをしたくない」のでしたら、最初にルールを決めておくことをお勧めします。
1.100万円の資産運用でどのくらいの期間で、どのくらい金額に増やしたいか。
2.インフレに強い商品とデフレに強い商品の投資比率。
3.何%値上がったら、利益確定をするか。
4.何%値下がったら、損失確定するか。
1.の目標を設定することにより、年間の運用利回りが計算できます。
2.1の運用利回りにより、投資比率をどのようにするか見えてきます。
ちなみに、インフレに強い投資商品は、株式やリート(不動産投資信託)があります。
デフレに強い商品は、預金や国債などの債券になります。
3.4.を決めておきますと、大きな損失を抑えることが期待できます。ただし、大きな利益を期待知ることは難しくなります。
以下では、投資信託の仕組みと時間分散の効果について説明をさせていただきます。
投資信託の中にも株式で運用するタイプのものは、株価の上がり下がり等で、投資信託の価格(基準価格)は変動しますので、今回の金融危機の時などでは、かなり振り回されます。
但し、個別株と違い分散することによって、個々の株価上がり下がりよりも変動幅を小さく抑えることは期待できます。
時間分散の効果としてはドルコスト平均法により購入単価を低く抑えることが期待できます。ドルコスト平均法は、毎月定期的に同じ金額を投資することにより、基準価格が高い時は少ない口数、基準価格が低い時は多くの口数を購入できます。
それにより、平均の購入単価を下げることが期待できる購入方法になります。
ただし、株式市場の状況により効果が期待できないこともあります。
投資信託の中には、積み立て方式の購入方法で毎月1万円から購入できるようなものもあります。株式投信、債券投信などに分散して投資することもできます。インフレ・デフレに対応できる組み合わせを考えられてはいかがですか。
まずは、資産運用のルールを決めてから運用をスタートしましょう。
評価・お礼

ignitionさん
ご回答ありがとうございます。
より具体的な説明をしていただき、大変参考になりました。
分散投資の組み合わせをどのようにしたらよいか等、まだまだ判断できなくわからないことが多いですが、自分なりにもう少し勉強してから投資をはじめたいと思います。、
わかりやすい解説をありがとうございました。
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