対象:お金と資産の運用
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恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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資産運用のルールを決めてから、運用スタートを
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ignition さん
はじめまして、札幌でFPをしています恩田と申します。
運用時に「あまり面倒なことをしたくない」のでしたら、最初にルールを決めておくことをお勧めします。
1.100万円の資産運用でどのくらいの期間で、どのくらい金額に増やしたいか。
2.インフレに強い商品とデフレに強い商品の投資比率。
3.何%値上がったら、利益確定をするか。
4.何%値下がったら、損失確定するか。
1.の目標を設定することにより、年間の運用利回りが計算できます。
2.1の運用利回りにより、投資比率をどのようにするか見えてきます。
ちなみに、インフレに強い投資商品は、株式やリート(不動産投資信託)があります。
デフレに強い商品は、預金や国債などの債券になります。
3.4.を決めておきますと、大きな損失を抑えることが期待できます。ただし、大きな利益を期待知ることは難しくなります。
以下では、投資信託の仕組みと時間分散の効果について説明をさせていただきます。
投資信託の中にも株式で運用するタイプのものは、株価の上がり下がり等で、投資信託の価格(基準価格)は変動しますので、今回の金融危機の時などでは、かなり振り回されます。
但し、個別株と違い分散することによって、個々の株価上がり下がりよりも変動幅を小さく抑えることは期待できます。
時間分散の効果としてはドルコスト平均法により購入単価を低く抑えることが期待できます。ドルコスト平均法は、毎月定期的に同じ金額を投資することにより、基準価格が高い時は少ない口数、基準価格が低い時は多くの口数を購入できます。
それにより、平均の購入単価を下げることが期待できる購入方法になります。
ただし、株式市場の状況により効果が期待できないこともあります。
投資信託の中には、積み立て方式の購入方法で毎月1万円から購入できるようなものもあります。株式投信、債券投信などに分散して投資することもできます。インフレ・デフレに対応できる組み合わせを考えられてはいかがですか。
まずは、資産運用のルールを決めてから運用をスタートしましょう。
評価・お礼
ignition さん
ご回答ありがとうございます。
より具体的な説明をしていただき、大変参考になりました。
分散投資の組み合わせをどのようにしたらよいか等、まだまだ判断できなくわからないことが多いですが、自分なりにもう少し勉強してから投資をはじめたいと思います。、
わかりやすい解説をありがとうございました。
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この回答の相談
37歳・妻・子の3人家族です。よろしくお願いいたします。
先日、会社が合併となり、前の会社の他社で運用していた分の退職金が100万円程度、前倒しで支給されました。
「あくまでも退職… [続きを読む]
ignitionさん (北海道/37歳/男性)
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