対象:家計・ライフプラン
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住宅ローンは、「悪」でなく「ツール」と考える。
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はじめまして、FPの岩川です。
住宅ローンは、毎月の家賃と同様に必要経費と考えて長く付き合うと、結果的にメリットが得られます。
家賃というのは、10年後、20年後は少しづつ値上がりしていく可能性がありますが、住宅ローンは、長期固定化すれば、毎月の返済額は替わらないことから、実質価値の目減りを起こすことになります。
給料の価値が、20万から25万、30万
モノやサービスの物価が、10%、20%と値上がりしても、
住宅ローンの支払いは長期固定化すれば、値上がりません。
債務は長期固定化させると、家計には、長期的に有利になります。
つまり、値上がりのない家賃と考え長期的に付き合えば、現在保有している現金は、将来の教育費などの資産形成に回すなど、有効活用ができるようになるわけです。
住宅ローンは、目先でなく、長期でメリットが得られるかどうか考えましょう。
住宅ローンは、一般の借入とは異なり、「悪」ではありません。
生活を快適にするための「ツール」です。
ほとんどの方、ただの借金と考えやたらと返済しますが、よく検討しましょう。
稀ですが、投資的視点から見て、繰り上げ返済が有利と言われることもありますが、目先の利益追求です。
長期安定的な返済をすれば、インフレの影響を受けない分を、結果的には有利と考えられます。
手元に現金があれば、いつでも繰り上げ返済はできますが、体調を壊したとき、収入に変化があった時にも使用することができます。
また、支払者(旦那さま)の万一の時には、ローンの支払いもなくなります。
繰り上げ返済は、
・金利の上昇により、毎月の支払が上がる。
・収入が下がり、毎月の支払が大きい負担となる。
などの場合に、
家計にゆとりを持たせる為、
毎月の支払いを軽減するために、手元の大切な現金を取り崩して繰り上げ返済を行います。
くれぐれも、目先だけを見て「得」と勘違いしない様に!
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼

小魚 さん
早速のご回答ありがとうございます。
住宅ローン=借金と考えていて、ツールとしては考えていませんでした。目から鱗!です。そして、少しほっとしました。
改めて今後どうするか夫とじっくり相談したいと思います。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
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この回答の相談
はじめまして。
現在サラリーマンの夫(35歳)と二人暮らしの主婦(34歳 半年程度の臨時職勤務予定)です。
平成16年に2,100万のマンションを購入し、借り入れは1,200万の35年ローンで、10年固… [続きを読む]
小魚さん (宮崎県/34歳/女性)
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