おはようございます、今日はシンフォニー記念日です。
一緒に何かを奏でる、考えてみるとそれなりにすごいことだよなぁ。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
会計における一つの課題として、資産の無形化についてとりあげています。
無形資産の具体例を少し考えてみます。
まず以前からある代表的なものは、いろいろな権利関係です。
特許権、商標権、営業権、著作権等々。
そういうもろもろの権利を握っていることは、ビジネスの世界において、重要度が高まり続けています。
日本経済の停滞がさけばれて久しいですが、その要素のひとつとして、特許関係の申請減少があげられています。
IT技術やバイオ産業の進展に伴い、世界的には特許の申請数は増えているそうです。
そういう中で日本企業の基礎・応用ともに技術力が下がっているのでは?という評価がこの話からも伺えます。
そして、実際の経済活動において重要度が高まる以上、会計でもその重要度は当然上がります。
「この権利にはどれくらいの経済価値があるのか」をどう評価するのかで、企業価値が大きく変化するからです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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