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3つの区分を組み合わせて考える

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おはようございます、今日はアセロラの日です。
はじめてその名を目にしたのは、もう30年以上前のような。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株式投資を念頭に、キャッシュフロー計算書について簡単に触れていきます。


キャッシュフロー計算書で表示される3つの表示区分について、簡単に内容を振り返りました。
最終的には、この3つを組み合わせて事業活動全体を読み解いていく必要があります。


例えば、以下のような事例を考えてみます。
企業A:ある程度老舗の製造業。新工場の建設など設備投資は積極的。資金は新規借入で賄っている。
これが企業A自らの公表している情報、そして市場での評判を総合した定性的評価だとします。


その上で、キャッシュフロー計算書を確認したら、このようになっていました。


営業CF:+60
投資CF:△70
財務CF:+20
総計: +10


営業CFはきちんとプラス、ただそれを上回る勢いで設備投資を行い、その資金源として借金をしている。
つまり「企業の言い分」や「市場の評価」とキャッシュフローはきちんと一致しているみたいです。


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