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倒産企業あるある

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経営 経営実践

おはようございます、今日はヨーグルトの日です。
プレーンのものに少しジャムを入れて食べるのが好きかな。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株式投資を念頭に、キャッシュフロー計算書の利用方法について簡単に。


現預金という定義がはっきりした資産に的を絞っているため、キャッシュフロー計算書では
粉飾や偽装を施すのが相対的に難しいとされています。


企業がどんな理由をつけていようとも、お金の増減は明白です。
そしてキャッシュフロー計算書の作成過程は、かなり自動的に行われます。
その結果、企業がどのような言い分を展開しようと、そのアラが目立つことが多いのです。


実際、倒産するような企業でキャッシュフロー計算書の分析を行うと、とてもわかりやすいことが多いです。
先日の事例企業Bのように、営業CFがマイナスとなり、それを投資CFや財務CFで必死に穴埋めをしている。
色々と覆い隠そうとして言い分は展開するのだが、結局商売で稼げていないじゃん、と。


最終的には、このキャッシュフロー計算書だけでなく、損益計算書や貸借対照表も含めて、
3つの諸表を組み合わせて事業活動全体を分析することが求められます。


キャッシュフロー計算書はその重要度がイマイチ認知されていませんが、
ぜひその使い方について、もう少し情報が広まってくれると良いな、と感じている次第です。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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