おはようございます、今日は地下鉄記念日です。
アロマ関連で都内店舗を回ることが少しずつ増えてきました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
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インボイス制度の稼働に向けて、仕事の発注者と受注者のパワーバランスをみています。
基本的には発注者が強い立場にあるのですが、その中で受注者の立場が強いケースも。
例えば、理美容業界ではこんな話があるみたいです。
理美容店では面貸しと呼ばれる雇用ではない働き方が一般的になりつつあります。
(税務的には色々と議論があるのですが)雇用より職人さんのやる気を引き出せる、
ということで、かなり普及しています。
そういう中で、職人さんがインボイスに対応しないと、理美容店は税負担が増加してしまいます。
ではお店側が職人さんにインボイス対応をお願いするかというと・・・
現在、理美容業界は圧倒的な職人不足です。
そのため、職人側の税負担が増えるインボイス対応をお願いしてしまうと、
ヨソのお店に職人さんが流れてしまいかねない、という危惧が理美容店には共通してあります。
結果、面貸しの職人さんに対して、お店側があまり強く出られない、なんて事例があるみたいです。
もちろん「どこのお店もそう」とは言いませんが、実際にそういうこともある、ということで。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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