小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 目に留まった事 のコラム一覧
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「安さは誰かが代償を負っている」という話で考えてしまったこと
あるところで「安さは必ず誰かが代償を負っている」という言葉を目にしました。 安価なものには必ずそれなりの理由があり、誰かがどこかで代償を負っているのだという話でした。多くは末端の製造現場や生産者、その他の弱者であり、商品やサービスそのものの品質や環境負荷であり、消費者が安いものを求めれば求めるほど、その代償は大きくなっていくのだということでした。 私自身も、普通の庶民感覚で安くて良...(続きを読む)
実は日本人は「時間にルーズ」という話
お笑い芸人でなおかつIT企業の役員でもある厚切りジェイソンさんの話で、ちょっと興味深いと感じたことがありました。 ある雑誌読者からの相談ということで、「業務に支障があるほどではないが、いつも遅刻する部下をどう扱えばよいか」との質問に対して、「業務に支障がないなら別に構わないのではないか。日本人はスタート時間には厳しいがエンド時間にはルーズだ」と言っていました。 言われてみれば確かに...(続きを読む)
年長者の方が「敬語」が使えていない?
「最近の若いやつは敬語がなっていない!」とは、いつの時代でも言われることです。 また、企業の新人研修などでは、「敬語が苦手」「きちんと使えるように練習しないと」という新入社員が多いので、「若者は敬語ができない」というのは、ある一面では合っているでしょう。 ただ、私自身はどちらかと言えば逆の印象を持っています。敬語ができていないと思うのは、実は年長者に対して感じることの方が多いからです。 ...(続きを読む)
「自分の当たり前」が相手には新鮮なことがある
最近はコロナ禍のせいで、外国人観光客をほとんど見かけなくなってしまいましたが、あるウェブコラムに、日本流のおもてなしは、必ずしも外国人観光客に好評ではないという記事がありました。 日本で提供されているツアーには、観光地をめぐってお土産を買うというパターンがあまりにも多く、「体験が少ない」のだそうです。 日本人は、その場所へ行ったという事実が重要なので、写真を撮ってお土産を買えばだいたい満...(続きを読む)
「人材育成の場づくり」が難しくなっている
ある記事で、ここ最近は音楽番組が減っているという話題がありました。 昔はゴールデンタイムに放送される歌番組や音楽番組がいくつもありましたが、今は一つだけ?とのことです。 その理由で大きいのは、やはり視聴率が上がらないということのようで、ネットのおかげでテレビを見る人が減ったとか、嗜好の変化や多様化で何人もの歌手が出演するような従来形式の番組が見られなくなったとか、考えられる理由はい...(続きを読む)
「褒めて育てる」の弊害という話
「褒めて育てるのが一番」という考え方が広まってから、もうずいぶん年月が経つと思います。 ここ最近では「褒めて育てるなんて甘い」と否定的な捉え方をする人は、さすがにほとんどいなくなりましたが、そもそも日本人は感情表現が控えめの傾向にあるせいか、今でも「何をどう褒めればよいのかわからない」と、部下や他人を褒めること自体が苦手という人がいます。 しかし、このところ多くの書籍や解説記事で、...(続きを読む)
長時間労働に通じると感じたアスリートの語る成功体験の話
少し前になりますが、陸上競技で活躍していた為末大さんのブログで目に留まったことです。 「根性論が通用しない時代の到来」というコラムですが、その内容によれば、「日本のスポーツ文化は社会を反映しているようなところがあり、トレーニングにおける日本的根性論は、それぞれの問題に対して量の拡大で対応しようとすること」とありました。 「競技の特性によっては量が有効な場合もあるが、多くのスポーツで...(続きを読む)
「脳科学から見た様々な差」の話から
以前読んだ新聞に、脳科学者の中野信子さんのインタビュー記事がありました。 興味深い研究結果が多数語られていて、例えば男女の差について、「脳の左耳上あたりに『上側頭溝』というコミュニケーション能力をつかさどる器官があり、男女で比べると女性が大きく、話をしたり、空気を読んだりという気質は、女性の方が高いと言える」とのことです。 インタビューしている記者が「自分のまわりの男性には、空気を...(続きを読む)
経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話
「内向型人間」について書かれた、あるウェブ記事が目に留まりました。 2013年にアメリカで発売されてミリオンセラーになった書籍(「内向型人間の時代」:講談社 スーザン・ケイン著)を紹介している内容で、社長や政治家やリーダーに、実は内向型人間が大勢いるという話でした。 記事によると、科学者のアインシュタイン、音楽家のショパン、映画監督のスピルバーグなど、内向型が多そうな学者や芸術家と...(続きを読む)
意外によくある「主観のコミュニケーション」での行き違い
あるステーキ専門のレストランで見かけた光景です。 年配の女性がメニューを指して、店員さんに「このお肉は硬い?」と尋ねています。 店員さんは少し困った様子で、「○○なので、それほど硬い部位ではありませんが・・・」と答えています。 そのお店は、安価でステーキを食べさせるところで、値段のわりにおいしいと評判のお店ですが、誰が食べても柔らかいと思う、とろけるような霜降り肉が出てくること...(続きを読む)
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