小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 目に留まった事 2019-09-24 08:00

 「内向型人間」について書かれた、あるウェブ記事が目に留まりました。

 2013年にアメリカで発売されてミリオンセラーになった書籍(「内向型人間の時代」:講談社 スーザン・ケイン著)を紹介している内容で、社長や政治家やリーダーに、実は内向型人間が大勢いるという話でした。

 

 記事によると、科学者のアインシュタイン、音楽家のショパン、映画監督のスピルバーグなど、内向型が多そうな学者や芸術家とともに、ビジネスや政治の世界でも内向型リーダーは数多く存在し、マイクロソフトのビル・ゲイツ、グーグルのラリー・ページ、アメリカ元副大統領のアル・ゴア、インド独立の父のガンジーなどが例として挙げられています。

 

 ある発達心理学者の実験によれば、生後4カ月の乳児に様々な刺激を与えて、その反応を観察したところ、全体の2割が元気に泣いて手足をばたつかせ、4割は静かに落ち着き、残り4割は中間の反応を示したそうです。

 その乳児たちが成長してから再び観察したところ、「内向型」になるのは、手足を元気よく動かしたグループで、落ち着いていたグループは「外向型」になっていたということでした。

 外向型は社交的で、内向型は人間嫌いだという説がありますが、乳児は人間に対して反応しているのではなく、高反応な乳児は、単に「刺激に敏感」という結論が導かれていて、ここには環境的な要因も複雑に関係しているだろうとのことです。

 

 「内向型」は思慮深くて理性的、真面目で謙虚、孤独を求める「熟考の人」、「外向型」は意気軒高で明るく、社交的で目立ちたがり屋の「行動の人」で、「内向型」の方が物事を注意深く考えて行動し、難しくとも簡単にはあきらめず、より正確に作業を行うという特質があり、知的作業では「外向型」に優るということでした。

 また、「内向型」は、金銭などの外的要因に左右されず、仕事そのものを愛する傾向が強く、物事に没頭した「フロー」の状態になりやすいそうです。

 

 私自身の自己評価では、どちらかと言えば「外向型」だと思っていましたが、定義を見ていると、自分にも「内向型」の要素があり、一概に二者択一で切り分けられないように思います。

 世間一般では「外向型が良い」という思い込みがある感じがしますが、このように「内向型」の方が優れている特性がたくさんあります。

 

 最近、人材の多様性を認める動きが高まっていて、「内向型人材」への見方は、そんな流れと共通しているように思います。あらためて人それぞれの個性を認め、それを活かしていくことの重要性を感じます。

 

 今までのような「外向型人材が良い」という思い込みは、どんどん変わっていくように思います。

 

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