趣味でソフトボールをしていますが、その一環でジョギングにも手を出しています。とにかく投手は足腰が衰えれば投げられません。昨日は試合が無かったので午前中を掛けて15km走をしました。
ストレッチ等を挟みましたので、実質は二時間程度の走りでしたが、体力を大分消費したみたいで、やたら甘いものが欲しくなります。また四枝の末端がやたらに寒いのです。体に蓄えた脂肪はおいそれとグリコーゲンに変化して、エネルギーにはなってくれないみたいです。
寒さは、疲れた体を休める為、居間の床に寝そべってゴロゴロしている時に実感します。昨日は堪らず二階へ避難しました。二階の床は一階の床と比べ随分と温かく感じます。冬場だけ二階をリビングにした方が快適な生活を送れるでしょう。
温かい空気は上へと上がります。それは良いのですが、一階は空気が上がってしまっただけでは許されません。真空になる分けではないので、二階から冷えた空気が下りてきます。幾ら部屋の中を暖房しても一階の床に寝そべっている限り、常に冷えた空気に晒されている状態です。
空調機で室温を上げながらホットカーペットの上に寝転んでそれでも冷気がスースーしますので、毛布に包まっています。
朝鮮半島では、極寒の季節床下で火を焚いて床から暖をとるオンドルが発達しました。その文化は何故か日本には入って来ていません。しかし、冬の寒気の入り方から考えればオンドルは非常に有効な手段かと思います。
次回家をリフォームする際は、外壁廻りの高気密高断熱は勿論として、床下にファンヒーターをセットして日本式オンドルに挑戦しようと考えています。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
「●エコノミーなエコロジー」のコラム
自然に逆らうか自然と調和するか(2013/05/01 08:05)
遮熱ってなに?(2012/12/15 09:12)
グラスウールは欠点だらけの断熱材?(2012/11/22 09:11)
夏と冬の断熱の違い(2012/10/30 08:10)
設計者から見た断熱材の選定法(2012/10/27 07:10)
このコラムに関連するサービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
- 料金
- 無料
経済的な熱損失計算(性能基準)で、次世代省エネ基準を取得できる提案をします。
構造等級3を基本にご相談いたします。木造三階建て等で行う応力度計算も自社で行いますので、意匠と構造の齟齬がありません。
また、IAU型免震住宅設計資格取得者として、免震住宅等の相談も行っています。
このコラムに類似したコラム
杉板の床を体験できるショールーム(東京) 志田 茂 - 建築家(2013/05/18 16:52)
最近になって床がフワフワして来たが、地震が来ても大丈夫か? 福味 健治 - 建築家(2012/05/04 08:54)
リフォーム相談会・・・マンション床の嵩上げ材 遠野 未来 - 建築家(2012/03/17 22:01)
住宅エコポイントって? 青沼 理 - 建築家(2011/10/28 16:09)
これからの建築設計事務所の選び方 齋藤 進一 - 建築家(2022/07/07 00:07)