仕事が忙しいと、運動不足になりがちです。
そんなときは、無理をして、まとめて激しい運動をするよりも、毎日、数分でいいので、イメージを使いながら、呼吸に意識を向け、自分の気の流れを調えていく方が、心身の健康維維持に役立ちます。
そこで、これから3回にわたって、チャクラのお話、身体をチューニングする方法、イメージを使いながら行う呼吸法をご紹介していきます。
チャクラのお話
チャクラとは、もともと、サンスクリット語で「車輪」という意味を持つ言葉です。
人間には、七つのチャクラがあり、それぞれのチャクラが、異なる波動で宇宙とつながっていると、ヨガでは教えています。
七つのチャクラがある場所は、尾てい骨、丹田付近にある脾臓、太陽神経叢の上にあるへそ、心臓の上方、咽喉、第三の目がある眉間、頭頂部です。
心臓からでたエネルギーが胃に入り、胃の裏側から出たエネルギーがのどの後ろから前に抜け、そのエネルギーが丹田に入り、腰からでたエネルギーが後頭部から額に抜け、そのエネルギーが尾てい骨に入るという形で、宇宙につながり、頭頂と尾てい骨は、上と下に、螺旋を描きながら宇宙とつながっています。
根のチャクラには生命力のエネルギー、ハートのチャクラには無条件の愛のエネルギー、眉間のチャクラには直感のエネルギーというように、それぞれのチャクラには特徴があり、人間の体の中で、それらのエネルギーが相互に作用しながら、全体のバランスをとっています。
チャクラは、下から上にあがるにつれて振動数が高くなり、「車輪」の模様が、微細になっていきます。
発達した王冠のチャクラは、仏像の頭頂の盛り上がりやキリストの肖像に描かれている黄金色の輪という形で古くから表現されており、一九七三年に出版されて以来、今日まで再版され続けているチャールズ・リードビーターの「チャクラ」という本には、七つのチャクラのカラー図版が掲載されています。
チャクラがあるのは、人間だけではありません。
宇宙の一部である人間が、チャクラで宇宙とつながっているように、宇宙の一部である地球も、チャクラで宇宙とつながっています。
地球のチャクラがどこにあるかは、諸説ありますが、エジプトのシナイ山から始まって、ブラジルのアマゾン流域、タンザニアのキリマンジャロ、マウイ島のハレアカラ火山、アメリカのシャスタ山、ヒマラヤ山脈、そして富士山という説が有力です。
人間の遺伝子が螺旋状であり、人間のチャクラも螺旋状にエネルギーを上昇させていくことを考えると、地球のチャクラが、地球の上に螺旋を描くように散らばっているという説には、説得力があるような気がします。
地球のチャクラがある場所に近づくと、人間のチャクラがそれに呼応し、その土地にあるチャクラの特徴が、活性化されます。
地球の頭頂のチャクラにあたる富士山の近くへいくと、バランスと調和のリズムが拡大され、助け合い、共存共栄するための行動が起こしやすくなるということです。
(2)次回は、身体をチューニングする方法です。
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