前回は、イメージを使いながら、呼吸に意識を向け、自分の気の流れを調えるための布石として、チャクラのお話をしました。
今回は、そのチャクラのお話を踏まえて、身体をチューニングする方法をご紹介しましょう。
身体をチューニングして、体調を調える
軽く目を閉じて、自分の身体をスキャンするようなつもりで、眺めてみます。
頭のてっぺんから、眉間のあたり、のど、心臓のあたり、胃、おへそのまわり、尾てい骨のあたり、そして、足のつま先まで感じてみます。
どこかに違和感がないか、固く感じたり、緩んでいたりしないか、感じてみます。
もし、凝りや痛みがある場合は、そこに意識を向けて、ゆっくりと、ていねいに、息を吐きます。静かに呼吸を繰り返していると、楽になっていきます。
どこにも、凝りや痛みがなかったら、今度は、それぞれのチャクラに意識を向けて、次のようにイメージしてみましょう。
1)尾てい骨のあたりが、真っ赤な夕焼けの色に染まっていく。
2)丹田のあたりが、オレンジ色に輝いていく。
3)胃のあたりが、軽くなって、鮮やかなレモン色になっていく。
4)心臓のあたりが楽になり、草原の若草色が広がっていく。
5)喉の辺りが緩んで、新緑の緑を感じることができるようになっていく。
6)眉間のあたりに、青空が広がっていく。
7)頭頂を見上げると、黄金色に輝く紫の光が、降り注いでくる。
人間には、7つのチャクラがあります。それぞれのチャクラが、美しく花開き、穏やかに振動している様子を思い浮かべてみましょう。
心臓からでたエネルギーが胃に入り、胃の裏側から出たエネルギーがのどの後ろから前に抜け、そのエネルギーが丹田に入り、腰からでたエネルギーが後頭部から額に抜け、そのエネルギーが尾てい骨に入り、宇宙につながっていきます。
頭頂のチャクラは、上に向かって螺旋を描きながら宇宙とつながり、尾てい骨のチャクラは、下に向かって螺旋を描きながら、宇宙につながっています。
自分の身体が、目に見えないエネルギーで、無限の宇宙と繋がっている。そんな風にイメージしています。
慣れれば、一分でできるこのエクササイズをこまめに続けていると、どんなときでも、自分は一人ではないのだという安心感が満ちてきて、気持ちが楽になっていきます。
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