中古住宅を購入する際の注意点の一つに、将来どの時期に建て替えが必要となるかを見極めることがあります。
築年数が建て替え時期に近い物件を購入した場合、
その残債が多額に残っているうちに建て替えのタイミングをむかえ、
もともとの購入資金に、更に建て替え資金(約2,000万円/月々の返済約7万円)が
上乗せとなり、その後の支払いがショートしてしまう失敗が考えられます。
通常木造住宅の寿命は25年~30年と考えられます。
・その時期は何年後に来るのか?
・建て替えの資金はどう捻出するのか?
・自分はその時、何歳なのか?
・借入することは可能か?
・自己資金はいくら貯蓄できているか?
それらを購入時に検討することで、上記のような失敗を回避し、
安心・安全な不動産購入に近づけると思います。
このコラムの執筆専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
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