- 遠藤 浩
- 遠藤浩建築設計事務所
- 埼玉県
- 建築家
対象:新築工事・施工
建物は日本の耐震基準に従えば、まずは安心ですが、「地盤」が心配です。
軟弱地盤、液状化する地盤、事前にわかっていれば・・・。
地盤のことも含めて、“住宅用に土地を購入する際に必ず確認すること”についてお話してみたいと思います。
1. 地目
2. 道路の接道状況
3.用途地域
4.防火指定
5.建ぺい率・容積率・高度斜線
6.壁面線の後退、等
以上は、家を計画するのに最低限度確認していないといけませんが、
次の項目もかなり重要です。
7.地形分布図で地層の確認や近隣の地盤調査の有無の確認・・・ネット等で確認可
地盤が弱く地震対策として、地盤改良、杭工事を必要とする場合、大きく工事額が増えてきます。(50~150万円、それ以上の場合もあり、頑丈な地盤であれば0円です)
8.下水道管の引込の有無・・・役所の下水道課で確認可
下水道の新たな引込金額はバカになりません。(50~100万円)場合によっては、浄化槽設置の可能性も。(50万円前後)
9.水道管の引込の有無、メーターの口径の確認・・・水道局で確認可
水道の引込も結構費用がかかります。(50~150万円)
メーターの口径が13mmであれば、あまり水圧が期待できません、同時使用個所が限られたり、2階への水圧が弱すぎたり、まして、3階には無理です。メーターの口径を変更するにも引込管が細くては、引直しになりますので、引込管の口径も確認が必要です。
土地購入前に、大まかですが、この辺りを我々は確認しています。(決して土地の書面の内容を鵜呑みにしてはいけません)
購入前の土地についていろいろとお知りになりたい方、ご心配な方、私共にご相談ください。(無料です!)
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