
- 志田 茂
- 志田茂建築設計事務所 代表
- 東京都
- 建築家
対象:新築工事・施工
写真は 木造住宅の全面改修(リノベーション) 高輪の家R の奥様の部屋に作った洗面台。
高輪の家Rでは、3カ所、タイルを使っています。個室の洗面、2階の洗面脱衣、キッチン。奥様は、そのタイルを選ぶのに、カタログやメーカーのサイトを見ているうちに、すっかりタイルに魅了されてしまいました。
ご自分の部屋の洗面台のまわりにはモザイクタイルを使いたいと探されているうちに出会ってしまったのは コラベル (名古屋モザイク)。
メーカーのカタログには、「エスニックなイメージ・・・」とありますが、どこか中東の雰囲気を漂わすこのタイルは、確かに魅力的です。
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タイルは好きです。最近は特に。
タイルは一見 冷たさ をイメージするけれど、焼き物であるので、一枚一枚にムラがあり、その結果、光の反射が複雑になり、醸し出す雰囲気が豊になります。
キッチンや洗面など水回りには基本的にはタイルを使います。目地の汚れが気になる方も多いですが、そうゆう場合は大判のタイルを使うという選択もあります。ただ、壁に使う場合、タイルの魅力が発揮されるのは、大判よりは小さいものがいいように思います。そして、モザイクタイルはさらに官能的!・・・?。
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設計する時に、様々なカタログを見るのですが、それがちょっと苦手です。でも、タイルのカタログを見るのは、結構楽しい!
タイルはできるだけきれいに割付をしたいものです。写真のように形が特殊なタイルは特に、途中で切れて変な形が出ないように、図面をちゃんと書いて割付しなければなりません。このタイルは、形が形なだけに、折曲がる部分では使いにくのです。一応90度曲がっても一枚の形になるよう割りつけたのですが、、、実際は思うようにはいかないですね。まあまあかな。。
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フェイスブックページに、タイルを使った事例を少しずつUPします。
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