昨日からの続き、モテモテ企業になるために。
昨日は全体的・総体的な活動が必要だと書きました。
しかし、では「どんなことにでも挑戦する必要がある」のかといえば
そうではありません。
むしろその真逆を行く必要があります。
もてるためには、やらないことを決める必要があります。
これまた身近な例で考えるとわかるかと思います。
学校で一番足が速いことで有名な田中君が、少しばかり音痴だとします。
この場合、田中君は歌の練習をすべきでしょうか?
私が田中君だったら、歌の練習など放ったらかしにしてもっと速く走れる
ようになるために練習を繰り返します。
人にはそれぞれ得意不得意があります。
何でもできる人というのは、魅力的なようでいて案外と詰まらなく見えるものです。
まず考えるべきは
・何をなすべきか
の前に
・何をなさないべきか
です。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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