昨日からの続き、なぜブランドを作ったほうが良いのかについて。
多くの中小零細企業の社長さんが
「景気が良くなってくれれば何とか」
といった趣旨の発言をされています。
しかし、私はこのような発言にはあまり同意しておりません。
昨日までのお話をざっくりとまとめてみると、これからの経営においては
景気の良し悪しだけでは業績が判断できなくなると考えています。
もう少し言い換えるならば
・景気が良くなっても魅力がない零細企業には客が戻ってくることはない
ということです。
以前は特に何もしないでも自社の商品を購入してくれていた顧客が
・他の分野に奪われる
・他の事に興味が移った
・同業の大手に取られた
このような行動に移ると思われます。
もう一度繰り返します。
景気が良くなっても、あなたの会社に顧客は戻ってきません。
だからこそ私はブランドを作る必要があると考えています。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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