昨日からの続き、団体の大前提と小前提について。
大前提について周囲は案外と正しく認識しているという話を書きました。
ところが、ここでまたお話をひっくり返します。
大前提について、周囲は勝手に設定してきます。
例えば以前はコンクールで一定の成果を出していた団体があるとします。
その団体は現在でもコンクールに参加しているのですが、現在の目標は
結果を出すことよりもコンクールに参加すること自体だとします。
ところが、このような大前提の変遷を周囲は許容してくれません。
周囲は勝手に
・あの団体なんだから、この程度は出来て当然
というような半ば押しつけに近い大前提を設定しているのです。
そして次のレベルの大前提すらも周囲が勝手に決めていきます。
あそこまでやったんだから、次はここまでやらないと、という勢いです。
その辺りの大前提、つまり期待と自団体がどのように付き合っていくのか?
そこを考えて活動を継続していくことが、合唱団の運営においては
非常に重要になってきます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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