おはようございます、今日はかき揚げの日です。
貝柱、野菜のみ、エビなど、種類を問わず、結構好きです。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
AIによる税務調査等について、オランダで起こった大問題事例をご紹介しました。
最近では少しずつ知られるようになってきましたが、AIはときに、偏向的な挙動をみせます。
こういう職業の人は怪しい、こういう家族構成の人は不正をしているのではないか。
実際に、AIに関する調査では、偏向を超えて、偏見的な判断を下してしまう事例が報告されています。
これはひとつに、AIに読み込ませる元データの問題です。
AIは統計処理の結果だということは、繰り返し指摘してきました。
その統計処理の元となるデータに偏りがあることで、処理結果の偏りがより強固になってしまうのです。
今後、日本国内におけるAI税務調査も、着実に件数が重ねられてきます。
その中で「なんでこの事例が調査対象として選定されたのか」といった点も、研究をしていく必要があります。
そこを精査せずにAI任せにしたとき、誰かが、思わぬ形で「不当な取り扱い」を受けることがないようにするためです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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