ときにAIは偏見的な挙動をみせる - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

ユーザー操作
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
税理士
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。
取材・講演・書籍執筆依頼のお問い合わせ

ときにAIは偏見的な挙動をみせる

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
経営 経営実践

おはようございます、今日はかき揚げの日です。
貝柱、野菜のみ、エビなど、種類を問わず、結構好きです。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
AIによる税務調査等について、オランダで起こった大問題事例をご紹介しました。


最近では少しずつ知られるようになってきましたが、AIはときに、偏向的な挙動をみせます。
こういう職業の人は怪しい、こういう家族構成の人は不正をしているのではないか。
実際に、AIに関する調査では、偏向を超えて、偏見的な判断を下してしまう事例が報告されています。


これはひとつに、AIに読み込ませる元データの問題です。
AIは統計処理の結果だということは、繰り返し指摘してきました。
その統計処理の元となるデータに偏りがあることで、処理結果の偏りがより強固になってしまうのです。


今後、日本国内におけるAI税務調査も、着実に件数が重ねられてきます。
その中で「なんでこの事例が調査対象として選定されたのか」といった点も、研究をしていく必要があります。
そこを精査せずにAI任せにしたとき、誰かが、思わぬ形で「不当な取り扱い」を受けることがないようにするためです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(税理士)
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士

「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。

044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「経営」のコラム

近年の制度改正と効率化(2025/11/08 08:11)

手続き論について考える(2025/11/05 08:11)

このコラムに類似したコラム

オランダにおける大問題事例 高橋 昌也 - 税理士(2025/11/03 08:00)

統計処理の元データに偏りがあったら? 高橋 昌也 - 税理士(2025/11/02 08:00)

効率化と懸念点 高橋 昌也 - 税理士(2025/11/01 08:00)

加えて、情報収集の速度も上昇している 高橋 昌也 - 税理士(2025/10/31 08:00)

AIは「なんとなく怪しい」を見抜くのが非常に上手 高橋 昌也 - 税理士(2025/10/30 08:00)