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「結果主義」と「人材育成」のバランス

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 私の思い・考え
 北京オリンピックで、野球の星野ジャパンは残念ながらメダルが取れませんでした。
 いろいろな論評がされており、中傷めいた記事もある中で一つだけ印象に残ったものがあります。それは「星野監督は育成型の監督なので、選手に情をかけ過ぎてしまった」というものです。
 今まで中日でも阪神でも、失敗した選手にもチャンスを与え続け、情をかけて選手を育て、チームを作り上げていきました。でもそれは長いペナントレースだったからこそで、今回のような短期決戦では戦い方として適当ではなかったということでした。

 会社で仕事をする中でもこれと同じことがあります。短期的に結果だけ出そうとすれば能力のある人、できる人に仕事を集中する方が効果的です。一方将来を考えれば、多少の失敗があっても経験させて育てることが必要です。短期と中長期の取り組みのバランスを取らなければなりません。またそのバランスは、その時々の状況によって変わります。(例えば切羽詰った仕事をできるかわからない新人に任せたりしないですよね。)

 昨今の成果主義では個々が目先の成果を追う傾向が強まり、結果として個人主義を助長して人の育成がおろそかになってしまいました。その反省から最近は再度チームワーク、人材育成を重視する揺り戻しが起こっています。
 「結果を求めること」と「人材育成」のバランスの難しさを改めて感じた出来事でした。

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