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宮代 眞弓
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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100%天然素材家庭料理!何を選んでどう食べるか、は本当に大切なんです(^^)

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よい食材を考え、選ぶこと
こんにちは、高窪です。
節分の日はあんなに暖かかったのに、立春を迎えたとたんに寒い毎日ですね。
体調を崩さないように、注意してくださいね。

さてさて…今日はまじめなお話。
少しでも多くの方に、考えて欲しいなって思って書きますね。

一昨日、この10年通っているある飲食店に行って、家族で夕食をとりました。
帰宅して食後一時間も経たないうちに急性のアレルギーショック症状に襲われ、七転八倒、苦しみました。

原因は、多分ですが飲食店で飲んだ鶏ガラでとった白濁スープ。
スープで?と思うかも知れませんが…。

実はこういうショック症状は何度も経験しており、その度に自分の中の食べられないものリストに追加しています。

今食べられないのは
・豚の腸:大好きなブータンノワールや豚の内臓が入った煮込み、白濁した豚骨スープもアウトです。
・養殖鮭のハラス:大好きだったのに…。天然ものは大丈夫です。
そこにとうとう鶏の白濁スープが加わりました。

ここに共通しているもの、わかりますか…?

「抗生物質」なんです。

今現在流通している豚肉、病気に感染しないように抗生物質を投与されている豚さん、多いです。
コストを安く押さえるため、ラッシュみたいな状態の豚舎で育てられている豚はストレスも多く病気にかかりやすいため、えさに抗生物質を混ぜているのです。

また、養殖鮭に関しては、自然の状態では寄生虫がいる鮭を生食するために抗生物質をえさに入れています。
アイヌの人が鮭の刺身は凍らせた状態のルイベでしか食べなかったのは、寄生虫の害から身を守る知恵だったのはよく知られています。

そして、鶏に関しても、豚と同じく病気に感染しないために抗生物質がえさに混ぜられて与えられて育っている場合が多くあります。

私の場合、アトピー体質のためなのでしょうか、抗生物質が溜まりやすい部位や濃縮された状態のものを食べると、身体が激しく拒絶します。
呼吸困難、手のしびれ、激しい吐き気、腹部の激痛、発熱その他もろもろ…。

自分だけでなく家族、そして私の作ったお料理を食べてくださるすべての方を守るため、自宅やレッスンに使う食材選びは本当に気を付けています。
でも外食の場合、どんなに注意してもわからない間に食べてしまうこともあります。

一昨日のお店では、この10年近く同じものを飲んで何もありませんでした。
推測の域を出ませんが、多分、煮出した鶏ガラの中に抗生物質を投与されて育ったものが混じっていたのだと思います。
これは飲食店のせいではないんです。
お店のせいでは…。
結局、安価に安価に、を求めすぎた私たちすべてが「ツケ」を払っているんだと…。

同じ物を食べても何もないから大丈夫、よかった、と感じるかたも多いと思います。

でもね、アレルギー反応がでないから大丈夫ということではないんです。
知らない間に抗生物質を常に服用していることと同じだと考えたら、怖くありませんか?

そうなると抗生物質その他の薬を本当に必要とする時に効かなくなってしまう可能性も、ゼロではありません。
実際、私たち家族はそれで身近な人をなくしているのですから…。

日々、食べているものは自分たちの身体を作っているのです。
何を選んでどう食べるか、これって本当に大切なことなんですよ。

体調が落ち着いた時に作っていただいたのが…
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鰹だしをとり、土鍋でコトコト炊いたおじや。
菜の花の彩りが春を感じて嬉しい♡

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この食事を作るのに使わせていただいた、すべての食材の生産者さんに心から感謝していただきました♡
知っている方も、知らない方にも…。
すべての方に感謝です。

食べることは生きること、命をいただくこと。
私たちの身体は食べた物でできていること。

当たり前なのに、忘れられてしまっていることをもう一度思い出してみてくださいね。
 

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(東京都 / 料理講師)
株式会社アッサンブラージュ 100%天然素材家庭料理実践家

海や大地と家族をつなぐシンプル調理で美味しい家庭料理

「また作ってね」と褒められる!化学調味料・食品添加物フリー・素材にこだわるワンランク上のおうちごはん、高窪美穂子の料理教室・クッキングサロンM&Y主宰。著作に2016グルマン世界料理本大賞Fish部門世界第3位受賞「ラクチン!お魚クッキング」など。

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