「価値観」を含むコラム・事例
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●【新入社員の一年め】(2/2)
こんにちは、しぎはらです。(1/2)からの続きです。 自分が研修を担当した方々が成長していく姿を見る事は ホントにうれしいものです。 と、同時に、私も、こんな風に先輩達の温かい思いに 育てて頂いたのだと 改めてこれまで出会った多くの方々に 感謝の念が絶えません。 社会人になるとは、人との拘わりの中で、 仕事を通じて成長していく事。 学生の頃には解らな...(続きを読む)
- 鴫原 弘子
- (経営コンサルタント)
日本の住宅寿命が短い:まとめ
数回にわたり、日本の住宅の寿命の短い理由を考えてきました。 住宅の寿命が短いというのは、建て主の資産にとって、とてももったいないことです。 住宅の建設には、多くの材料を使い、多くのエネルギーを消費するわけですから、環境にとっても良いことではありません。 寿命が短い理由は、他にもあるのですが、大きな理由はこれらと考えられます。 古いものへの価値観 土地への価値...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:土地への価値観−2
ヨーロッパと日本とでは土地への価値観がかなり異なり、ヨーロッパ人は日本人に比べ土地への執着が希薄です。 一方、日本人は土地への執着が並外れて強く、土地を守ることに命を賭けます。 先祖から受け付いた土地を守り、あるいは事業で成功して土地を手に入れ、それを子孫に残すことが使命です。 ここでは、土地の価値が、家の価値より高いので、土地は家に優先されます。 だから、家が生活に合...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:土地への価値観−1
ヨーロッパと日本とでは土地への価値観がかなり異なり、ヨーロッパ人は日本人に比べ土地への執着が希薄です。 この土地への価値観の違いが、住宅の寿命に大きく影響を与えている、と考えられます。 価値観は、長い歴史の積み重ねによって形成されます。 日本人は農耕民族、欧州人は狩猟民族、と言われます。 「日本人は、農耕民族のため、土地を移動する必要がなく、土地を多く持つことが収入アップにつ...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:古いものへの価値観−3
日本人の新しもの好きは、戦後始まったことなのでしょうか。 日本人は、大昔から新しいものが好きで、新しいものに憧れていました。 伊勢・住吉・鹿島・香取の各神宮では、20年毎に、神宮全ての神殿や神宝を新しく作り替え、御神体を移しています。 これは、式年遷宮(しきねんせんぐう)といい、1300年前の天武天皇より続いています。 現在と比べれば、当時の平民は、貧乏だったので、古い...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:古いものへの価値観−2
ヨーロッパの人は、古いものを大切にし、100年以上も前の街並みが随所に残っています。 日本では、100年前はおろか、20〜30年前と同じ街並み、同じ風景が、どれだけあるでしょうか。 敗戦後の復興と共に、アメリカから新しい文化が次々と入り込みました。 それは、意外なほどスムーズに受け入れられ、定着しました。見方を変えれば、それまでの文化を手放してきたとも言えます。 やがて高度成...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:古いものへの価値観−1
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 さて、日本の家が建て替えられる主な理由は、住み手の生活の変化に、家の機能が対応できなくなること、ということでした。 欧米の人々の生活も、同じように時代と共に変化しているはずです。 それなのになぜ日本の住宅の寿命は、欧米に比べ極端に短いのでしょうか。 いくつかの理由が、考えられます。 ...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
耐用年数−機能的耐用年数
人の生活は、誰でも時代と共に変化します。 人は、生まれ、育ち、子供は成長して成人となり、若者から中年、高年、老人となります。 その時どの年代かにより、生活、生き方、価値観は変化し、それに伴って、家に対する要望、つまり家の必要な機能も変わります。 子供にとって家で必要なのは、遊ぶスペース、勉強スペースでしょうか。 成人しても、若いうちは貧乏で狭い家がちょうど良いとし...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
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