モノに宿る記憶と記録 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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モノに宿る記憶と記録

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ものづくりの現場から
完成物件の竣工写真は、写真家の先生と一緒に私もシャッターをきります。
先生のブローニーと若輩の35ミリ。
現場でのデスカッションは、それもまたひとつ勉強であります。
先日完成し、引渡しさせていただいた el Forty One でもそうでした。

じつは
今回こそ、愛用のシフトレンズが使えるデジタル一眼レフの購入をと計画も、
量販店の値札と サキダツモノ との比較から、あえなく断念。
独立以来、15年ちかい付き合いの愛機 EOS-5 は、まだしばらくは現役続投。
“彼”とは クサレエン ということでしょう。

そもそも
アナログからデジタルへの移項とは、モノへの愛着を断ち切る、という側面も
あるやに感じます。
端末の進化により、機種変更を常とする携帯電話機がさえたるところでしょう。

本来、朽ちてゆくモノには、
その過ごしてきた時間の記憶が、思い出として投影されるもの。
しかし、たとえば デジタルビデオ の出現です。
記憶は、思い出というより一網打尽に記録された過去の積層されたものへと、
とって代わります。
こういった環境は、
とくに、成長してゆく子供たちの価値観にはどんな影響があるのでしょうか‥

考え過ぎかもしれませんが、つねづね、思うところであります。

まあ、ひらたく言えば、
忘れてしまう という機能も、人間の 徳 だということでしょうか。
だから 忘年会 というのかな。

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(東京都 / 建築家)
株式会社ソキウス 代表取締役

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