「建て替え」を含むコラム・事例
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建物に手を加えずに、変化に対応する−2
日本家屋に学ぶ−2 家は、長い年月のなかで、気候風土や生活環境に適合するかどうかで、淘汰されます。 ある地域に、長く生き残った家のスタイルは、必然性があるものです。 戦後、多くの日本人は、洋式の家にあこがれました。 合理的な机・イスによう生活、目的別の部屋:寝る部屋と食事する部屋を分ける寝食分離は、戦後生活の向上感覚にマッチしました。 各部屋を壁で仕切ることは、時...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
住宅のコスト:改修(リフォーム)コスト
ランニングコストの内、修繕(リフォーム)コストです。 人の生活環境は変化し、それに伴い家に求められる機能も変わります。 例えば、子供が小さいころは親と一緒に過ごし、やがて個人エリア(コーナー)を作り、部屋を与える、学校を卒業し職に就き、結婚して家を出るかもしれないし、同居するかもしれない。 親が高齢となり、同居することになる、等々。 家がこれらの変化に対応できていれば良...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
クライアント体験4−ひとつずつ聞かれても困る
自分がウェブサイトを発注する立場になるというクライアント体験のことを書いていて、別のクライアント体験を思い出しました。数年前の家の建て替えです。 あるハウスメーカーに発注し、間取りを決め、構造の設計が終わって、いよいよ内装を決める段階になりました。カタログだけでなく現物も見ながら選べるということで、メーカーの事務所を訪れました。そこには、サンプルの部屋などの他に、内装用品の資材置き場があ...(続きを読む)
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
なぜ日本の住宅寿命は短い:法定耐用年数
■ 住宅の法定耐用年数 今日は、法定耐用年数について考えてみたいと思います。 日本の税法では、建物は、減価償却資産(固定資産)です。 減価償却資産は、取得価格からその使用可能期間に応じた価値が減少する資産とされます。 この税法上の使用可能期間を法定耐用年数といい、建物の場合、用途と構造により細かく規定され、木造住宅は、22年とされています。 法定耐用年数は、...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
記憶を呼び戻すツール
ウルトラセブンのDVD(48話)を少しずつ見ていました。 2005年の7月から見始めて、2年半もかかったんですね。 途中、放送禁止になっている第12話を手に入れることもできて、全49話となり、完全に自分の過去を追体験できました。・・・と書くと大げさのような気がしますが、見ている間どのような状態であったかというと、子供の頃がフラッシュバックしてくるのです。 特に母親の実家がよく思い出されました。夏...(続きを読む)
- 高安 重一
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:土地への価値観−2
ヨーロッパと日本とでは土地への価値観がかなり異なり、ヨーロッパ人は日本人に比べ土地への執着が希薄です。 一方、日本人は土地への執着が並外れて強く、土地を守ることに命を賭けます。 先祖から受け付いた土地を守り、あるいは事業で成功して土地を手に入れ、それを子孫に残すことが使命です。 ここでは、土地の価値が、家の価値より高いので、土地は家に優先されます。 だから、家が生活に合...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
なぜ日本の住宅寿命は短い:古いものへの価値観−1
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 さて、日本の家が建て替えられる主な理由は、住み手の生活の変化に、家の機能が対応できなくなること、ということでした。 欧米の人々の生活も、同じように時代と共に変化しているはずです。 それなのになぜ日本の住宅の寿命は、欧米に比べ極端に短いのでしょうか。 いくつかの理由が、考えられます。 ...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
機能的耐用年数で建て替え
実際に住宅を建て替えた人の、建て替え理由を見てみましょう。 「家が古くなったから」 「家が手狭になったから」 「二世帯住宅にしたいから」 「バリアフリー対応の家にしたいから」 「家が古く、あちこち傷んできて使いにくい」 「とにかく狭い」 「陽当たり、風通しが悪い」 「子どもが大きくなって部屋が足りない」 「間取りが使いづらい」 「使い勝手が悪い」 ...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
想い出の継承/建材の再利用
先日板橋区の二世帯住宅(F邸)が完成しました。昔懐かしい感じの(サザエさんの家のような)典型的な昭和の木造住宅をRC造3階建てに建て替えました。二つの玄関を完全に別にしたので建築法規上は「長屋」と言う呼び方になります。古い建物には今では珍しい(と言うかもう入手困難な)建材が色々使われていたので、何とかそれらを再利用できないかとのご相談を受けました。結局照明器具の一部を取っておいて新築建物の廊下に使...(続きを読む)
- 奥村 召司
- (建築家)
「老朽化のため建て直し」ってどういうこと?
よくニュースで「○○は、老朽化のため建て替えが決まりました」と流れることがあります。 この「老朽化」とは、どんな状態を指すのでしょう。 辞書で「老朽化」とは、「古くなり、役に立たなくなること」とあります。 「役に立たなくなる」とは抽象的ですね。ここでは、物理的耐久性として考えてみます。 「古くなり、もう耐久性が限界」とは、どんな状態か。 ・仕上 クロス:貼り替え...(続きを読む)
- 森岡 篤
- (建築家)
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