住宅のコスト:改修(リフォーム)コスト - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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住宅のコスト:改修(リフォーム)コスト

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家の寿命を科学する
ランニングコストの内、修繕(リフォーム)コストです。

人の生活環境は変化し、それに伴い家に求められる機能も変わります。
例えば、子供が小さいころは親と一緒に過ごし、やがて個人エリア(コーナー)を作り、部屋を与える、学校を卒業し職に就き、結婚して家を出るかもしれないし、同居するかもしれない。
親が高齢となり、同居することになる、等々。

家がこれらの変化に対応できていれば良いのですが、家の一部を改修する必要が出るかもしれません。
改修が必要かどうかは、元の家がどの程度柔軟にできているかによります。

リフォームを経験した方は、思いの外、コストがかかったことと思います。
コストがかかるのに、柱が抜けない、耐力壁で壁が抜けないなど制約が多く、自由にならない。

木造では、コストをかければ、かなりのことができます。
某リフォーム番組では、壁や床を解体し、柱・梁の骨組の状態にしています。
そこまでやれば、相当な自由度で改修することができます。但し、コストは限りなく新築に近いコストがかかります。
基礎と骨組しか残っていないわけで、全体に対するこれらのコストは小さく、元のままでは足りず補強も必要になるでしょう。解体は、骨組を残すため、丁寧に手作業で行い、通常よりコストがかかるからです。

生活は必ず変化し、家は改修が必要になります。
ローコストで自由に改修し、住みやすくすることができれば長く住むことができ、改修に高額の費用がかかったり、自由な間取りができなければ、建て替えられてしまいます。
長寿命の家は、改修し易くすることが必要なのです。

「改修しやすい家」は、本シリーズの核心であり、具体的なことは後日触れたいと思います。


「改修しやすい家」は、壁で小割にされた柔軟性のない家に比べ、自由に改修し易く、改修費が安いため、ライフサイクルコストが安価となります。

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庭を取り込む心地良い空間、永く住むためのフレキシブルな家

家づくりは、建て主にとっても、とても手間がかかることですが、苦労した結果、建物が実際に形となり、できあがっていくのは、本当に楽しいものです。遠い将来、この家に住んで良かった、と感じてもらえるような、家づくりのお手伝いをしたいと思います。

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