どう云った方が田舎住まいを希望されているかと云いますと、
1、定年が近づき、実家を守る為田舎に帰るが、家が古くなっていて建て替えしたい。
2、職業が都会に依存しなくても成立出来るので、子供を自然環境の中で育てたい。
3、都会での生活は賃貸で暮らし、週末を都会では得られない空間に身をおきたい。
4、元々そこに住んでいます。
と、思い立ちは様々ですが、皆様口々に田舎住まいの良さを強調されます。
1、都会では得られない、広い土地が都会では考えられない価格で手に入る。
2、隣棟感覚が広いのでプライバシーが守られる。
3、土地が広いので、間取りの拘束が無く理想のライフスタイルが実現出来る。
4、住宅に自然を取り込むことが出来る。露天風呂etc
メリットばかりではありません。当然デメリットもあります。
1、不便、何をするにも車が不可欠になる。日々の買い物だけでも負担が大きい。
2、寂しい、娯楽が何も無い。自然を相手にする趣味が無ければ何もする事がない。
3、職場から離れてしまうと通勤が大変。
4、地域コミュニティーとの関わりが煩わしい。
などが挙げられています。平成10年に「田園優良住宅に関する法律」が制定されそれに則り、都会の人を受け入れる自治体が増えています。この法律は上記に挙げた様なデメリットを少しでも緩和する為に創られた法律です。インフラを整備し、都会暮らしの良さと田舎暮らしの良さを掛け合わせた快適さを求めています。
田舎暮らしを考えませんか?
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
「●家を建てよう!!」のコラム
蒜山高原のリタイヤハウス。(2007/08/06 23:08)