
大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
科学に基づいた心理学から のコラム一覧
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Logic 欠如の大学再編計画 ー まじで?!
Logic の基本を日本の高校生に教えています。
Deductive Reasoning と Inductive Reasoning
人間の脳の発達上、6〜9歳くらいで理解を始めるはずのDeductive Reasoningからまず。
日本では、政治家も、教師も、社会全体が、「理由ー理由ー結論」のルール無視、感情的、主観的な考えをバラバラに述べるだけ。
その中では、子供達の脳...(続きを読む)
日本の子供の “Insights” (物事を理解する方法に突然変化が起こり、理解力が広がり高まること)が危ない
人間の持つ能力で高く評価される二つの能力。
特に今、そして未来を生きる子供たちの成功には必須と言われる二つの能力:
1. Creativity - 新しいものを考えたり、創り出す能力
2. Insights - 脳が物事を理解する方法に突然劇的な変化が起こり、それ以降の理解能力が高まること
犯罪にも匹敵するほど時代遅れ日本教育制度の中で、それらがどんどん日本の子供から失われていくの...(続きを読む)
リスクを避ける生き方が、一番リスクが大きい(TIME誌より)
Why it’s risky to be risk-averse
(リスクを避ける生き方が、一番リスクが大きい)
という短いコラムがTIME誌最新号に載っていました。
うちの高校生たち、昨夜の授業で “meet a challenge” について英語で格闘したところです。
“meet a challenge” とは、自分から進んでリスクのあることに挑戦し、それを乗り越える...(続きを読む)
Tiger Parents - 虎のように子供の教育に厳しい親
Scientific American Mind 最新号より
Tiger Parents Rear Anxious Cubs
トラのように子供の教育に厳しい親、子供をコントロールする親に育てられると、子供は心配でオドオドする人間に育つ。
そうです。
脳科学と発達心理学からの研究。
「子供の将来の成功!」への公式がどんどん退化し、すさまじく単純化されている今、親の役割は「子供を...(続きを読む)
カナダに行けば「自分」を変えられますか?
コラムを読み深い印象を受けたという大学生からのご相談です。__________________________「自分を変えたいのです。」 大学生です。大うつ病性障害、境界性人格障害の薬物治療を受けています。 主たる原因は家庭環境、そして学校の環境の問題だと感じています。 今では、自分の存在価値や生きている意味もわからず、何をしても満たされない自分の心に絶望を感じ、何もする気になれず、過食や浪...(続きを読む)
大丈夫。 子供は急に天才にはなりませんから。
日本とカナダで教育に関わり35年になります。
The Economist の最近の記事 “Helicopter parents – Relax, your kids will be fine” を読んで思わず手を叩いて大賛同。
日本の親たちにずっと言い続けていたことが実に痛快に書かれています。
親ががむしゃらに自分の子供を追い立てる無意味さについてです。
記事要約:
「もっ...(続きを読む)
子育てに失敗したと思っている親と、失敗されたと思っている子へ贈るこんな記事
Study Finds Every Style Of Parenting Produces Disturbed, Miserable Adults 「親がどんな育て方をしようとも、その子供が結果として成長するのは、人間として欠陥があり、希望のないみじめな大人です。」 こんな研究結果がアメリカのニュースサイトThe Onion に発表されました。 多少ジョークめいたところもありますが、研究自体...(続きを読む)
Ten Steps to find out [ この人と結婚するべきか?]
人生の大きな選択、「本当にこの人と結婚してもいいかな?」の結論を出すため、役に立ちそうな10のステップが Psychology Today に紹介されていました。 様々なQ&Aサイトに寄せられる質問で圧倒的に多い「人間関係」を紐解くカギになりそうです。
1.「恋愛中、夢中になり、いつも一緒にいたいと思うことと(よ~くわかりますけどね)」、「今後ずっと身近で顔を突き合わせていく」こととは違うと...(続きを読む)
夫の需要低下中
University of Massachusetts がこんな研究結果を発表しました。 「女性が夫を必要とする度合」つまり「夫の需要」がかなりの低下傾向にあるそうです。 おやおや。 「供給出来る夫 – the supply of husbands」の方が「女性が夫を必要だとする需要 – the demand for husbands」を上回っているそうです。 これは、最近のそして今後...(続きを読む)
日本の若者をタフにする方法
「タフさがない日本の大学生」が今日の日本経済新聞の話題になっていました。
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過保護に受身で育ち、自分に何が出来るのかもわからず、目的のないまま大学に入った若者が、考える力も持たないまま、受身のまま社会に出て行きます。 そんな日本の若者の大学生活をこれまた過保護にサポートする試みが、あち...(続きを読む)
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