大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
迷子になった日本の教育 のコラム一覧
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日本女性が子供を産まない理由 - 日本女性の反乱
「夫婦が別の姓を名乗る」 こんな単純な権利がまたもや否定されましたね。 最高裁判所判決の理由は「夫婦同姓は日本社会に定着しており合理性がある」そうです。 「定着」させたのも国。 明治時代に「家」制度を定着させたい国が「夫婦同姓」も制度化。 それ以前にはほとんどの庶民は「姓」すら持っていなかったのに。 日本で「夫婦別姓」が語られ始めたのは実は1950年代だそうです。 社会の...(続きを読む)
日本の学生の実力と親の実力
– 日本の学生の実力をどうみますか。 「残念ながら日本の大学を出て社会人になっても、即戦力になる若者は少ない。 詰め込みの受験勉強が優先され、自分で考えながら課題をクリアしていく教育がなされていないからだ。 そのため企業側は学生を大量に一括採用し、自社の研修で教育してきた。 だが、国際競争が激化するなか、従来の仕組みを続けていては生き残れない。」 「学生はもっと学業に集中すべき。 大学...(続きを読む)
カナダの教育課程で学ぶコース・カナダクラブ【社会科教育の危機的な差】
カナダ・アルバータ州の教育課程を、日本の生徒に合わせて教えるコース、カナダクラブ。 まるで魔法がかかったように目を輝かせ、生徒たちがクリティカルシンキングの世界に飛び込んで来ます。 【子供を「集団」として教育するのではなく「個」として伸ばすカナダの教育】に魅せられた日本の子供の脳の進化が、3D映像のように目の前に展開します。 【日本の教育制度下では決して出会うことのない自由...(続きを読む)
日本の子供は教育難民
カナダと日本の両方で、日本人生徒の指導をしています。 カナダでは、カナダ現地高校・大学に通う日本人生徒たち。 日本では、日本の高校・大学に通う日本人生徒たち。 18世紀の遺物のような教育制度の日本に置いておくには勿体ない!という能力のある生徒を、助け出し、カナダの教育の中に送り込んでいいます。 先日、こんな出来事がありました。 カナダで高校に通う留学1年目の生徒が...(続きを読む)
Teaching Tomorrow 「明日を生きるための教育」- Nano Degree
“We are still living with an educational system that was developed in the 1800s and 1900s.” 「我々は未だに19世紀、20世紀に作られた教育制度の中に生きている。」 あの誰でもが知っているGoogle Street-view、Google のself-driving cars, などの開発責任者とし...(続きを読む)
戦後70年ずっと「同じ教育方法」を続けつつ「異なった結果」を夢見る愚かさ
先日面接に来た中学生のお母さん:「びっくりしました。 子供の英語の教科書を見たら私のときと同じ内容なんですよ。 使っている人物の名前まで同じ。 これはいかん!と危機感を持ち、ここに子供を連れて来ました。」 「大学入試改革」「高校の英語授業は英語で」「小学生から英語を!」「コミュニケーション主体の英語を」と、外枠作りに一生懸命ですが、肝心の What to teach? How to te...(続きを読む)
In Praise of Misfits – 周りに合わさない生き方の勧め
“In Praise of Misfits” 「周りに合わさないで生きることこそ賞賛に価する」というコラムが The Economist に載っていました。 “The Economist” (July 4th - 10th, 2015) そうだ、そうだと、大拍手しながら、日本でもがいている若者、子供たちを応援するために、日本の現状と比較しながら書いてみます。 Misfits: つま...(続きを読む)
Japanese schools like testing more than learning. 日本の学校は学ぶよりテストをするところ。
日本の学校は実にテストの多いところですね。 今は期末テスト真っ盛り。 この間中間テストが終わったところなのに。 その間には学力テストだなんだかんだ。 おまけに夏休みに入るとまたテスト。 普段の授業と何が違うの?と不思議な夏季講習とやら。 夏季講習の最初と中間と最後にもまたテスト。 もっとびっくりするのが。 ほぼ毎週末土曜日日曜日にはなんちゃら模試。 しかも生徒が...(続きを読む)
「留学」は自分の人生への競争力をつけるため
「留学」という言葉だけが一人歩きしている日本です。 一体本当はどういう定義なのかを考えずに、「留学したい!」という生徒や、頭ごなしに「留学」を否定する親やら。 また、逆に、日本でも大した結果を出してないまま「留学」を夢見る若者や、なぜか「留学させる」のが子育ての目的のような親も。 十分な資質があり、日本の教育制度でも成果を上げ、留学先の教育制度に合わせた準備を整えた生徒を、カナダの優れ...(続きを読む)
卒業する生徒たちへ- Stay Weird, Stay Different
Stay weird, Stay different 周りと融合せず、目立つほど風変りで、個性的なあなた。 自信を持ってそのままで。 (アカデミー賞授賞式史上、最高のスピーチと絶賛されている Graham Moore のスピーチの一節。) この言葉をそっくりそのまま、卒業生に贈ります。 今日雨の中で行われた高校の卒業の話、ではなく、Super World Club でクリティ...(続きを読む)
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