八納 啓造(建築家)- コラム「要求している性能を満足する家【何のために?その2】」 - 専門家プロファイル

八納 啓造
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?

八納 啓造

ヤノウ ケイゾウ
( 建築家 )
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.5/245件
サービス:3件
Q&A:636件
コラム:627件
写真:11件
お気軽にお問い合わせください
082-207-0888
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ

グループ

専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

要求している性能を満足する家【何のために?その2】

- good

家づくりを成功させる知恵 何のために家を建てるの? 2007-08-05 09:33

●要求している性能を満足する家 何のために家を建てるのか?その2



前回、何のために家を建てるのか?という話をして下記のような一例を挙げました。

 A「自分の要求している性能を満足する家が欲しい」
 B「周りの人にちょっとは自慢できる住まいを建てたい」
 C「欠陥住宅にだけはしたくない」
 D「今の住環境をよりよく改善したものを手に入れたい」
 E「子供にとっていい住環境を与えてあげたい」
 F「家に帰ってくると癒されるような環境にしたい」
 G「家族が全員幸せになるような家を手に入れたい」

今回はAのタイプについてお話します。

家を建てるときに「要求している性能を満足する家が欲しい」というふうに考えるのは健全です。なぜなら、大きなお金を投資する家づくりにおいて、その投資に見合う家の性能があるかどうか?という視点も重要だからです。また快適に暮らすことが出来る家かどうか?とうい基準にもなるでしょう。

最近では、性能表示や家の等級などを示すようなものもありますので、それも1つの指針になります。ただ、1つ気をつけなければならないことがあります。

それは「機能を優先しただけの味気ない家」になる可能性があるということ。

機能や効率優先の時代背景もあり、多くの人がそのことを重視しますが、心の安らぎという「目に見えない」視点も重要だということを認識してみてくださいね。当然のことのように聞えるかもしれませんが、Aタイプの人には忘れやすい視点でもあるのです。
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真