八納 啓造(建築家)- コラム「【新コラムスタート】子供にとっての子供部屋とは?」 - 専門家プロファイル

八納 啓造
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?

八納 啓造

ヤノウ ケイゾウ
( 建築家 )
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.5/245件
サービス:3件
Q&A:636件
コラム:627件
写真:11件
お気軽にお問い合わせください
082-207-0888
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ

グループ

専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

【新コラムスタート】子供にとっての子供部屋とは?

- good

子供の住環境を考える それぞれにとっての子供部屋 2009-04-14 09:46

それぞれにとっての子供部屋その1 子供にとっての子供部屋とは?



 「ねぇ、どうして僕には部屋が無いの?」とある年齢くらいになると子供たちは言い始めます。きっかけは自分の友達が自分の部屋を持っていることを自慢されたり、実際に遊びにいって、うらやましく思ったりと色々です。

 では、どうして子供は自分の部屋が欲しいと思うようになるのでしょうか?
子供は生まれてすぐの頃は、母親と一体化しています。母親が見えなくなるだけで泣き出したりします。「ちょっとの間から」親は考えてしまいますが、子供は瞬間瞬間を生きているので、その瞬間母親が居ないということは、永久に居ないのと同じくらいの感覚です。

 その子供が自分の部屋を持ちたいというのは、いよいよ母親から自立して自分の領域というものに興味を持ち始めたということを意味しています。

 それには段階があって「自分の領域があったらいいなぁ」という漠然としたところから「絶対自分の領域が欲しい」という願望レベルまで様々です。

 これから我が子に部屋を与えようかどうか?と悩んでいる人は、子供がどこまで欲しがっているか?を冷静に判断することが大切になるでしょう。
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真