檜垣 暁子
ヒガキ アキコグループ
気づきにくい歯のくいしばり
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肩こりや頭痛を繰り返す人の中には「歯のくいしばり」が関係している場合があります。
考え事をしているときに、ふと気づくと歯をくいしばっていた!…と、自覚している方もいらっしゃいますが、特に就寝中のくいしばりには気が付かないケースも多いです。
食いしばることで問題が生じやすいのは、頭部の横側にある筋肉です。過度の緊張を起こすことで頭痛につながる可能性があります。
また、顎関節に負荷が繰り返しかかることで、顎関節の動きに関連する複数の筋肉にも影響を及ぼしかねません。結果、頸椎や頚部の筋肉、姿勢バランスなど、肩こりの悩みを感じやすい部位(範囲)への不調を招くことになります。
気づきにくい「歯のくいしばり」ですが、下記の項目をチェックすることで、歯のくいしばりの可能性に気づくことができるかもしれません。当てはまるものが多いほど、歯をくいしばっている可能性が高いため要注意です。
□ 起床時、奥歯をかみしめたまま目覚めたことがある □ 目覚めたときに、頬の筋肉がこわばり、口を開けたり閉じたりすると重だるい感覚がある □ 口の開閉をすると、ぎくしゃくしたり、顎関節に痛みや違和感がある □ 歯肉が腫れやすい □ 歯の詰め物がとれやすい □ 歯に痛みを感じることが多い □ 頭の横側を軽く圧すと、コリがほぐされる時のような痛みを感じる □ 硬いものを噛むと顎関節が痛い □ 起床後、すぐに首の痛みや頭痛、肩こりを感じることが多い 当てはまる項目が多かった場合は、歯科で口腔内の状態を診てもらい、くいしばりに繋がる問題点がないかなど、相談ができると良いかと思います。また、カイロプラクティックなど、姿勢や顎関節について相談が可能な院をさがしておくことも、しつこい肩こりや頭痛で困ったときの安心に繋がるかもしれません。 檜垣暁子 あきカイロプラクティック 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央10-13-101 電話 045-945-7238
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