対象:家計・ライフプラン
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どうぞよろしくお願いします。
現在、住宅ローン残が2000万円(借入2300)です。貯蓄は1800万(内株にて200万)その他ローン無しです。現在、42歳で年収780万円、妻と子一人(2歳)です。
30年ローンで残年が27年で金利が1年目0.96%、3年目の今は1.37%になっている変動型元金均等返済です。
金利も少しずつ上がってきたこともあり繰上げ返済を考えていますが、定年までの年数と子供のこれからの成長を考えると繰り上げ返済せず現金をのこしておくべきか悩んでおります。子供は小学校から私立を考えています。
また、繰上げ返済をもしするべきであればいくら位貯金を崩すべきかお教えください。
こしあんさん ( 和歌山県 / 女性 / 42歳 )
回答:6件
綿密にプランを立てましょう
こしあん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、所得税の住宅ローン控除は、受けておられますか?もし受けている場合は、税額控除が、住宅ローンの年末残高の何%というふうに決まっていますので、それも考慮した上で、繰上げ返済を検討しましょう。
いただいたデータでは、貯蓄が比較的潤沢にあるようなので、お子さんの教育資金の一部は、繰上げ返済にまわさずに、きっちりと、貯蓄などでキープされた方がよいかもしれません。
これからの時代、国内では、右肩上がりの経済成長は、見込めそうもありませんので、給料も右肩上がりのシナリオで、その都度、給料から教育費に充てる計画を立てると、思わぬ番狂わせな展開になることも考えられます。
ただし、例えば、ご職業が公務員であったりすれば、比較的収入は、読みやすいので、この限りではないでしょう。
実際には、一かゼロか、のような極端な選択ではなく、一部を繰上げ返済にして、一部を資産運用に、といった柔軟な選択が望まれますが、具体的な金額を決定するためには、やはり、ライフプランシミュレーションが必要です。
この決定は、のちのちのライフプランに大きな影響を与えることがありますので、思いつきやいきあたりばったりで実行するのは、避けた方がよいでしょう。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
定期的な繰り上げ返済を
こしあんさん
はじめまして
ファイナンシャルプランナーの
山口京子です。
実は、アラフォー出産は
教育費、住宅ローンの返済、自分たちの老後資金の準備が
一気に来てしまうので、どれも同時進行で
考えていく必要があります。
そして将来
金利上昇
給料ダウン
などなどを考えると、
できるだけ早いうちに、返済も済ませたいですね。
いつ金利が上がるかは、予測できませんし
仕事がこの先どうなるかも、わかりません。
ご主人のお仕事のこと、今後の収入などを
考え、手元に1000万円残して、800万円
繰り上げ返済した時のその後のキャッシュフロー。
手元に1500万円残して、300万円
繰り上げ返済したときの、その後のキャッシュフロー。
このように、FPにシミュレーションを依頼すると
わかりやすいと思います。
その後は、できれば、100万円貯金が増えたところで
増えた分を返済に、というように
ルールを作っておくといいですね。
(繰り上げ返済の手数料などがかからなければ
まめに返していってもいいですね)
私立のお受験は
受験をするまでに、塾やお教室に通われる方が多く
年長さんの1年間は100万円くらいは
あっという間にかかります。
私立小中高は、学校の教育費のほかの
支出も多くなりますので、
その分もしっかりシミュレーションの条件の中に
いれてもらいましょう。
ご家族のお幸せをお祈りしております!
回答専門家
- 山口 京子
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 山口 京子
家計管理から、保険、お金をふやす運用までアドバイス。
将来が不安と思っている人は多いけれど、そのために準備をしている人は少ないのです。今だけでなくも将来も、安心して暮らせる、お金の貯め方、守り方、ふやし方をお伝えします。
いろいろなシナリオを検討してみませんか。
こしあんさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
金利が徐々に上がっていくのはかなり不安なことと思われます。
でも、元金均等返済であれば、仮に返済額が増えたとしても元金がいくら減っているかは分かりやすいので、その分家計管理がしやすいともいえます。
変動金利であれば半年間は金利が変わらないように思われます。急激な金利上昇があっても多少は考える余裕もあるかもしれません。
極論から考えていきますが、
仮に1600万円の貯蓄を繰上返済に回すと、返済期間は何年間縮まりますか。
今、貯蓄が1600万円(株式を除く)ありますが、運用利回りはどのくらいでしょうか。
支払っている金利と(住宅ローン減税額+預貯金利息)との差が我慢できるくらいの差であれば、支払っている金利はゆとりの代償と考えることもできます。
でも、お気持ちからするとそのようにされるのも不安なようにも見えます。
一番よいのは、ライフプランを作成されることだと思われます。
ライフプランを作成してみて、ご家族のライフイベントの面でも、資金繰りの面でも問題がなければ、先ほど極論でお話をしたことも可能です。もちろん、いろいろなシナリオをファイナンシャルプランナーに作ってもらい比較検討してみることもできます。
今もたれている問題意識はすごく大切です。
同時に、今のように預貯金も多くお持ちであればリスクと上手に付き合うこともできます。
じっくりと考えてみられませんか。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
繰り上げ返済の件
こしあんさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『定年までの年数と子どものこれからの成長を考えると、繰り上げ返済せず現金を残しておくべきか悩んでおります。』につきまして、繰り上げ返済を行うべきか、あるいは今後の教育資金など、将来予定しているライフイベント資金に備えて、手元に資金を残しておくべきかの判断につきましては、こしあんさんがご記入された内容だけからアドバイスを行うことは、残念ながらできかねます。
お子様の教育資金につきまして、今後の進学予定やそれにかかる費用、さらに今後予定しているライフイベントの時期やかかる費用などをまず、ライフプランシートを作成して、整理してください。
さらに今後見込むことができる収入や基本生活費なども加えてキャッシュフロー表を作成していただければ、幾らくらいまで繰り上げ返済資金に充当しても、資金残高がマイナスになってしまうことはないのかなど、シミュレーションを行うことができます。
ライフプランシートを作成したり、キャッシュフロー表を作成したりする場合、インターネットで検索してご自身で作成してもよろしいと考えますし、ファイナンシャル・プランナーなどの専門家に依頼をしてもよろしいと考えます。
住宅ローンで支払うローン利息に比べたら、相談料はごく僅かな金額で済みます。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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繰上げ返済の優先と将来計画の作成をお勧めします
こしあん 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産運用の原則は、借入金の返済は無リスクで利息分が収益となる有利な投資対象です。繰上げ返済をご優先ください。
現金をお手元に残されても、住宅ローン金利の額が勝るため、現金を減らしていることと同じになります。また、現在の貯蓄で資産運用をされる場合でも、期待リターンから利息の利回りが引かれた額に対して、リスク度から割が合いません。リスクが元本割れに振れれば、利息支払と二重で損失が増えます。
借入金の完済後に、返済額同額を貯蓄することが経済合理性に合います。
また、お子様の教育費はこれから増加します。私学の学費と住宅ローンの両立は家計の圧迫度が重大です。住宅ローン返済が無ければ、大きな支出は教育費になります。
従いまして、繰上げ返済額は多ければ多いほど有効です。
私は、生活費×6ヶ月+今後1年で計画されている大口の支出=生活準備金として確保されては如何かと考えます。
なお、それらのプランニングのため将来計画の作成をお勧めします
ご夫婦の将来の夢や希望を、ご家族のイベントとして、例えば入学や進学のコース、車、レジャーや趣味の費用とともに記載するイベント表と、収入・支出そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表の作成です。
これらの表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、お子様のご入学に必要な資金の準備、私立校での毎年の学習費の推移と貯蓄の両立に必要な収支計画、貯蓄目標も明確になります。
サンプルと作成手順を下記に記載しています、ご一読ください
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/7802/
補足
子供の教育費(小学校は公立のみですが幼稚園と中高は平均がわかります)
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30894
隣県の大阪府私立小学校連合会が発表している入学金と授業料は下記を参考としてください。
http://www.osaka-syouren.gr.jp/entrancefeeguide/index.php
もし必要であれば、受験校で中高一貫校のデータはメールにてお申し越しください。
office@officemyfp.com
老後資金の参考資料は下記
老後の生活費不足を補う資金は幾ら有れば良いのか
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/33817
老後の生活費と必要な貯蓄額
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/16927
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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今の内に資産形成を
こしあんさん、今晩は。ライフプランをメインとするCFPの小林治行です。
オーソドックスなアドバイスとしては、早く繰り上げ返済をお勧めすることでしょうが、現在の金利が1.37%と有利な金利を利用しないのも、モッタイナイと考えます。
そこで以下のポイントで考えます。
私のアドバイスとしては、『変動金利が2.5%以上になったら、繰り上げ返済をする。
それまではそのうちの余裕資金を活用して、資産形成を目指す』という方向が良いと提案します。
1.今後の金利情勢
現在の経済情勢は、底を打ったとは言われていますが、日銀が金利を上げるような段階にはとても見えません。金利に手をつけるとしても、1年後と予測します。
更に上昇もダラダラとなだらかで、急激には上げないと見ます。
2.ローン返済額
2000万円で1.37%、残り27年とすると返済額は月に74,000円程かと思われますが、大きな負担になる金額ではありませんね。
3.繰上げ返済と貯蓄残高
貯蓄は手元に生活費の2年分、つまり1000万円は置きたいですね。
つまり、返済予定資金としては600万円くらいを予定しておきます。
4.資産形成
数百万の余裕資金でリスクの低い、かつ1.37%よりは利率の良いものを選ぶ方法です。
今年の初め頃から金融や輸出優良会社が頻繁に劣後社債を発行しています。
2.5%以上の物もあるようです。社債ですから元本保証とは言えませんが、優良会社を探してみたら如何でしょうか。(詳細な情報は持ち合わせていません。)
又、投信経験があるのでしたら、日本、外国に分散したETFも良いかと思います。
5.その他
私立の小学校は文科省の調査によれば、年137万円(学外も含む)も掛かります。月に11.4万円と、ヅシッと来ます。
今の内に月々の貯蓄計画を厚めにして下さい。
又、奥様の就業も検討して下さい。
では。
URL [[http://kobayashi-am.jp
E-mail [[hk@kobayashi-am.jp]]
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