対象:家計・ライフプラン
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お世話になります。
中古マンションの購入か賃貸かで悩んでおります。
50歳独身女性、正社員で働いていますが、小さな会社で手取り15万程度で
今後昇給や退職金は無く55歳からは嘱託契約です。(給料の減額はない)
両親は他界しており現在は両親の残してくれた家に住んでおりますが
老朽化が激しく住み替えを検討しています。
こじんまりと生活したいので希望は1LDKか2LDKです。
5万程度の賃貸にした場合、若干の赤字を賞与で補う形になり
ほとんど貯金は出来なくなると思います。
中古マンションは田舎なのでファミリータイプ(3LDK・4LDK)ばかりで
築20年程度で1500万前後の物件が多く、津波が想定されている街なので
購入後での売却は厳しいかなと、、、
また、現在の土地に一戸建ては諸事情により選択外です。
年金は月9万程度の支給になり、
現在の預貯金は6000万程度あります。
今の状況下でどう動いたら良いのか、ご意見をお願い致します。
spec-holderさん ( 静岡県 / 女性 / 51歳 )
回答:1件
老朽化した自宅から住替えは、賃貸か、購入かの判断について
不動産コンサルタント&FP 野口です。
spec-holder様が現在居住の住宅が、立地、規模などが分かりませんが、この住宅をどうされる予定か判りませんが、これを除いて当方の見解を述べさせていただきます。
条件
1、現在の会社で、年金支給時の65歳まで働け、手取り15万円で生活できる。+賞与等(住居費を除き)
2、平均寿命87才まで、1人で平均的な老後生活を送る。支援する事もされる事もない。
3、年金9万円の収入以外の老後の収入はない。
A,65才定年満了時に必要な資金
老後の平均的な支出=月額18万円(健康保険や医療費がややかさむ)=年間収支-108万
不足額108万×22年間=2,376万=65歳時点での必要な資産。(イ)
B、賃借した場合 月5万円=年60万円
退職65才まで15年間 60×15年=900万(ロ)
65~他界まで 60×22年=1,320万(ハ)
生涯必要資金=(イ+ロ+ハ)=4,596万 現預金6,000万 約1,400万余
C、マンション取得した場合
1,500万と仮定(月間管理費・修繕積立金等¥16,000、固定資産税¥4,000)年間24万
生涯必要資金=24×37年=888万 (ニ)
生涯必要資金=(イ+ニ)=3,264万 現預金6,000万 約2,736余
以上の試算の通り、マンション取得が経済的には、1,300万以上プラスです。
こちらをご参考--- http://www.iriscon.co.jp/14264763818106
南海トラフ地震が、spec-holder様が存命の内に(30年間)発生する可能性は70%とされていますから、海抜12m以上のマンションの高さ(1階が10mでしたら4階以上部屋)を選択すべきでしょう。なるべく高層階をご選択を。
多分、月5万円程度のアパートは避けられるべきと思います。
独身女性には、セキュリティがしっかりしたマンションの方が安全で、快適です。
最近のマンションは、共用部の管理も十分されるファミリーマンションは、40~50年は寿命があると言われます。
現在の資金¥6,000万が全て預金で有れば、利息が0.1%が最高でしょう。
より有効な運用を信用あるFPプロとご相談され、計画的に少なくとも1.3%~の運用を考えるべきです。
これだけでも¥1,000万は増やせます。
現自宅の方向性とより精度の増したライフプラン作成が必要です。
spec-holder様の、安心な生活を心より祈ります。
回答専門家
- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
(現在のポイント:-pt)
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