対象:生命保険・医療保険
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先日ある保険代理店のFPにもともと定期預金に預け入れている貯蓄を増やせる方法はないかと思い相談したところアクサ生命のユニットリンクという商品を勧められました。
外国株式100%で月々1万を保険料として支払い、10年後に払い済みにすれば120万より多く手元にお金が返ってくるという説明でした。
私の希望として、元本割れだけは絶対に嫌だとFPに伝えたんですが、「10年後なら絶対に元本割れしない」と断言されました。
説明を受けている時は前向きに検討していたんですが帰宅してネットの評判やこちらのHPを見ているとだんだんと不安になってきました。
因みにまだ契約手続きはしておりません。
FPの説明を信用して大丈夫でしょうか。FP自身の手元に入る手数料の高い商品を勧められているだけのような気もします。
もし他に良い保険があれば教えて頂きたいです。
・30代前半女性
・今は独身ですが近いうちに結婚する予定
・運用に使える貯蓄は200万
・保険として加入するというよりは資産を増やすことが目的
・元金が減るのは絶対に嫌
補足
2017/05/27 13:483名の専門家の先生方、詳しく回答して頂き本当に有難うございました。
今回自分がいかに無知な状態でFPの言われるがまま保険を契約しようとしていたかを痛感致しました。
貯蓄のほうばかりに目が行ってしまい、現時点で大して必要のない死亡保障付の保険を契約しても仕方ないことだなと冷静になれました。
今まで眼中になかった投資信託も、調べていくうちに興味がわいてきたので今後視野に入れていきたいと思います。
ちゃこ424さん ( 兵庫県 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
絶対と言う事は・・・・
ちゃこ424様
はじめまして。TMAの小島です。
当社アクサ生命の代理店もしておりますが、
決して悪い保険商品ではないです。
ただし、
この保険の積立金額や払いもどし金額、満期保険金額などは、
特別勘定資産の運用実績に応じて変動(増減)します。
運用実績にによっては、
満期保険金や解約時の払いもどし金などが支払い保険料を下回る
いわゆる「元本割れ」のリスクのある商品です。
保障内容、この保険にかかる費用について、
投資リスク、解約控除について、
しっかりお客様へご理解していただく必要があります。
これはパンフレットにも記載されてます。
判断材料として、運用実績を見てご判断されれば
悪くはない商品です。
アクサが利用する投資信託の委託会社の
2009年から2016年までの運用も参考にされればと思います。
また、Myアクサでは、過去18ヶ月の運用実績も確認できます。
おそらく、ドルコスト平均法などのお話を聞かれたと思います。
投資は長期投資・資産分散・時間分散であります。
日本国内の預貯金では3%、5%の利回りは期待できませんが
長期投資なら、成果によっては5%や10%という利回りもあり得ます。
まとめとして、
アクサ生命のユニットリンクは、
「10年後なら絶対に元本割れしない」ではなく、
リスクはある。
しかしながら決して悪い選択ではございません。
資産形成のできる変額保険で、
資産を増やす目的であれば可能性のある商品だと思います。
最後に貯蓄の200万ですが、この低金利では、
終身保険を長期にかけるか、
定期預金、くらいではないでしょうか?
メリット・デメリットを理解し
ご検討されてみてはいかがでしょうか。
宜しくお願い致します。
保険アドバイザー 小島雅彦
評価・お礼
ちゃこ424さん
2017/05/24 22:28初めまして、アドバイスを頂き有難うございます。
やはり元本割れのリスクはあるんですね、何故あのFPさんは絶対と言い切ったのか…10年以上支払ったら元本割れしないという意味だったのかもしれませんね。
増やす目的と減るかもしれないリスクをよく考えようと思います。
有難うございました。
回答専門家
- 小島 雅彦
- (京都府 / 保険アドバイザー)
- 企業安心ドットコム 火災安心ドットコム 総合保険のT・M・A 取締役
一般物件・住宅火災・地震・賠償責任・労災・運送・バイク盗難
個人・企業の火災,地震、賠償責任、労災、運送保険の提案、スキームの見直しなどのお手伝いをします。保険料削減についても、方策につきご提案いたします。既取引損保会社以外にセカンドオピニオンを活用できる体制を構築しておくことが良策と考えられます。
小島 雅彦が提供する商品・サービス
保障の空白領域を考える。
マンション管理組合向け火災保険
絶対に元本割れしない!?
はじめまして、FPブレーンの岩川と申します。
ちゃこ424さんのご質問のユニットリンクは、変額保険という商品です。
変額保険は、投資信託と生命保険を組み合わせた保険商品で、
預けた保険料で、間接的に投資信託を購入しています。
>> 10年後に払い済みにすれば120万より多く手元にお金が返ってくる
>> 10年後なら絶対に元本割れしない」と断言されました。
長期的な運用により、元本割れの可能性が低くなっても「絶対元本割れしない」ことは避けられません。
>>・30代前半女性・今は独身ですが近いうちに結婚する予定
>>・運用に使える貯蓄は200万
>>・保険として加入するというよりは資産を増やすことが目的
始めに、運用期間を決定することが大切です。
その運用期間によって、最適な商品選択が出来るようになります。
仮に、10年、20年など老後を目的とした運用の場合は、投資信託等を利用して長期国際分散投資をおこなうのは選択肢の1つといえます。
しかし、ちゃこ424さんが心配する「・元金が減るのは絶対に嫌」という点ですが、
これは、価格変動がともなうため、スタート当初は元金を割り込むことは避けられません。
ただ、運用期間が長くとることで、ある程度回避する事も可能になります。
投資は一見、ギャンブルと変わりない行為に感じられますが、そうではありません。
世界の大切な公的年金原資は、株式や債券で運用されているように、十分な知識と方法を理解すれば計画的な資産形成を検討されていいかがでしょう。
貯蓄保険は、保障と貯蓄(運用)を同時に準備できるのはメリットと思われますが、保障は保険で準備し、貯蓄(運用)は、投資信託など金融商品で準備する。何もかも生命保険で解決せず、目的に適した商品を選択することが結果効果的ではないでしょうか。
ご不明な点などありましたら、気軽にご質問ください。
評価・お礼
ちゃこ424さん
2017/05/24 22:48初めまして、アドバイス有難うございます。
FPさんは長期的に預ける分元本割れのリスクが小さくなるという意味で元本割れしないと言ったのかもしれません。
運用期間は長期で考えております。
長期国際分散投資とはどういったものなのでしょうか。。
全く知識のない私が本屋で売ってる本を読んで勉強したくらいで投資信託出来るのか疑問と不安があります。
初心者でも始めやすいものがあるのであれば是非教えて頂きたいです。
岩川 昌樹
2017/05/25 15:00ちゃこ424 さま
長期国際分散投資とは、世界中の優良企業の株式や債券に分散投資をして、じっくりと寝かせて資産を育てる投資です。このような分散投資を千円など小額からできるのが投資信託です。
資産が形成される時間がしっかりと確保できるなら、投資信託は最適な商品です。
ここで、全てを解決出来ませんが、考え方を掲載しているので、お時間ございましたら、ご覧下さい。
資産運用は「教育」によって資産が殖える!
http://www.fpbrain.co.jp/report/20170525
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
久保 逸郎
ファイナンシャルプランナー
-
超低金利時代に保険でお金を増やそうとすることはナンセンス
ちゃこ424様
はじめまして。
老後のお金の悩み解消アドバイザー(ファイナンシャルプランナー)の久保逸郎です。
ご質問に答えさせていただきます。
元本割れの可能性はある商品です。
また、いろいろ見られたようですが、それで感じられたことも間違いないと思います。
それよりも保険でお金を増やそうという考え方に、改めて疑問に感じてみませんか?
今は先進国の約半数でマイナス金利が導入されている超低金利時代なので、安全に元本を減らさないで、お金を増やすことはできません。
絶対的な元本の安全性にこだわるなら、個人向け国債の0.05%がいいところです。
つまり、このような「超低金利時代に保険でお金を増やそうとすることはナンセンス」なのです。
リスクとリターンは比例する関係ですから、(運用で)資産を殖やすにはある程度リスクをとるしかありません。
せっかくの機会ですので、これからお金のことを学ばれていってみてはいかがでしょうか?
FPオフィス クライアントサイド
久保 逸郎
http://www.fp-office.com/
評価・お礼
ちゃこ424さん
2017/05/24 22:32初めまして、アドバイス有難うございます。
色々自分なりに調べましたが、やはり元本割れは可能性があるみたいですね。
FPさんの話を鵜呑みにしすぎていました。
資産運用で貯蓄を増やすにはリスクを伴うということを肝に銘じます。
投資信託を始めようにも、知識がなさすぎて始める勇気もありません(^_^;)
もっと勉強してから保険なり投資信託なり始めるべきですね。
有難うございました。
久保 逸郎
2017/05/25 16:31ちゃこ424様
ご評価いただきありがとうございます。
私はお客様には保険は掛け捨てでできるだけ保険料を節約して、投資信託の積立などで資産形成を図っていただくようにすることがほとんどです。
近年のような超低金利の状況で、資産形成手段として保険を勧める機会は皆無に近い状況です。
「貯蓄と保険は分ける」ということですね。
無料のWEBセミナー(オンライン)で、初心者対象に資産運用の基本的な考え方を広めていく活動を始めたところですので、ご都合の合う時があればご参加ください。
これまで銀行などで1000回以上講演をしてきた資産運用のプロが、運用を始めるにあたって絶対に知っておきたいポイントをわかりやすく解説しますよ。
FPオフィス クライアントサイド
久保 逸郎
http://www.fp-office.com/
(現在のポイント:-pt)
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