対象:生命保険・医療保険
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去年の年末にジブラルタ生命のリタイアメント・インカムを契約しました。
保険のことでFPに相談した際貯蓄を増やしたいと伝えたところ、貯蓄の余裕資金で保険料を払い5年後に払済保険にして運用することを勧められ無知な私は言われるがまま契約をしてしまい今になって失敗だったかなぁと悩んでいます。
そもそも死亡保障もそこまで必要性を感じないし、此処での他の方の質問や専門家の方々の回答を見ていると貯蓄目的には向いてなさそうな商品なので今すぐ解約するべきなのでしょうが、今解約すると返戻率が0%なので躊躇ってしまいます。
保険料は年1回支払いで年額4141米ドルです。(契約時は489,176円支払いました)
高い勉強代と思って49万諦めるか、元本割れのリスクはあれどこのまま5年目まで保険料を支払い続けるべきかどうすれば良いでしょうか。
支払い済みの保険料を除き、貯蓄はトータルで約650万あるので保険料の支払いが生活を圧迫することは現時点ではありません。
(ただ年明けに結婚式や引越しの予定があるので、親からの援助はありますがある程度まとまったお金が出て行く予定です…)
最近SBI証券で口座を開設しバランス型のファンドで月々1万の積立投資を始めたので、そちらの積立金額を増やす方が賢明でしょうか。
どうかお知恵をお貸しください。宜しくお願い致します。
ちゃこ424さん ( 兵庫県 / 女性 / 31歳 )
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外貨建て保険の解約にあたっての考え方
ちゃこ424様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
去年の年末に契約し、今解約すると返戻率が0%とのこと。
ちなみに、保険料の払込方法が「年払」の保険契約を解約する時は、まだ経過していない月分の保険料相当額は、原則、返還されることになっています。
平成22年4月以降の保険契約からこのルールが適用されていますので、一度、保険会社に確認してみるとよいかもしれません。
解約時にどうなるかわかったところで、5年後に払済保険にした場合との比較検討をしてみてはいかがでしょうか。
5年後の解約返戻金は、保険設計書等に記載があるかと思います。
今回、ご相談されたのは、FPなのか、保険営業の方なのか、よくわかりませんが、本来のFP相談であれば、一般的な投資信託による積立や、iDeCo(個人型確定拠出年金)などの候補も案内されます。
もし自らが取扱う保険商品のみ案内されたとしたら、それは、FP相談でななく、FP資格を持つ方による保険営業です。
(外形的に分かりにくいこともあり、相談窓口を間違えている方がとても多いです)
もちろん、保険商品やそれ以外の候補にも、メリット、デメリットの両面があります。
絶対に良い商品、絶対にダメな商品というのは、存在しないと考えてください。
外貨建て保険のメリットは、例えば、死亡保障の他、高度障害保障も付くことです。
高度障害保障があると、例えば、両眼失明で高度障害状態に該当する場合なども、亡くなった時と同額の保険金が降ります。
その意味では、扶養家族がいない方でも一定の必要性はあるといえます。
ご参考にしていただき、もし総合的に理解を深め、綿密な見直しプランを作りたい場合は、保険会社や保険代理店との雇用関係のない、完全に独立した立場のFPにご相談されるのも、ひとつの選択と思います。
評価・お礼
ちゃこ424さん
2017/08/30 18:58初めまして、ご回答有難うございます。
返礼率0%に気を取られて残存期間に応じた返金については全く考えておりませんでした。
一度保険会社に確認してみます。
ちなみに名刺やHPを確認したところ今回相談したのは保険代理店でした。
(投資信託やiDeCoの説明は一切ありませんでした)
一言でFPと言っても色々あるんですね。。。
高度障害保障の説明を受けた記憶はありませんが…そのような保障がつくのであれば継続するかどうかの検討材料にしてみようと思います。
自分で大して調べようともせず契約してしまったことを反省し、今後のライフプランも考えつつ保険の解約or継続について考えていきます。
独立した立ち場のFPへの相談も視野に入れてみます。
詳しく教えて頂き有難うございました。
森本 直人
2017/08/31 14:41評価・コメントありがとうございます。
すでに契約してしまった貯蓄性の保険は、解約で見直そうとしても、解約控除が大きいため、FP相談の現場でも悩まされるケースが多いです。
FP相談内で詳しく解説した結果、ご本人が当初思っていたものと違ったと感じる、あるいは、他の候補の方が適していると気付いたケースでも、その保険契約を継続する結論になることもあります。
綿密にプランを考えたい方は、やはり先手、先手で、本来のFP相談を利用していただいた方がよいのですが、もし今の契約を継続する結論になった場合は、その商品の長所の部分を見付けてあげて、ご自身を納得させるほかないように思います。
保険の無料相談というのは、入口は無料でも、実質的に高価なサービスになることがあります。
(担当者がどう提案するかにもよりますが)
例えば、飲食業や旅館業などにも高価なサービスはあり、もちろん、納得して利用する分には問題ないのですが、知らずに利用している人が多いのはやや気になります。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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