対象:家計・ライフプラン
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低リスクと中リスクの資産運用について
TM83様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、まず、低リスクの場合ですが、年1%前後の利回りで運用できる保険商品はあります。
例えば、全期前納払いで設計できる学資保険などがあります。
当初に保険料の全額をまとめて支払い、保険会社に運用してもらうカタチです。
円建て元本確保を重視する場合は候補のひとつです。
一方、将来の学資が不足する見込みで、多少のリスクをとっても、増やしていきたいという場合は、投資信託等も候補です。
投資信託は、ただ買うだけで右肩上がりでどんどん増えていくものでは決してありませんが、金融経済についての理解を深めて、チャレンジするかどうかはご自身の、ある意味、人生の選択です。
投資の世界は、雇用の世界と異なり、誰にでも、機会は平等なのが良いところです。
ただし、結果は平等ではありませんので、長期的な計画を立てて、適切にリスクを管理していく必要があります。
なお過去の経験則や投資理論上は、17年間あれば、元本を損なわないことを重視しながら、年3~5%の利回りを目指すことは十分に可能と考えられています。
例えば、GPIFと呼ばれる公的な年金積立金の運用を任されている機関のサイトにも安全かつ効率的な運用の考え方が書かれてあります。
http://www.gpif.go.jp/gpif/
資産運用の話は、もちろん、ご自身でも少しずつ知識や経験を得ることは可能ですし、本業が忙しくて難しい方は、専任のファイナンシャルプランナーを雇って、その人の知識や経験を借りることもできます。
ご参考にしてください。
評価・お礼
TM83さん
2014/03/19 14:04森本先生、ありがとうございました。
元本保証をとるか、多少のリスクを持って運用するのか悩んでいたので参考になります。
GPIFも勉強になりました。
自分でいろいろ探してみています。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
寺野 裕子
ファイナンシャルプランナー
-
子どもさんの教育資金は安定性商品で
TM83様
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの寺野裕子です。
早速ですが、子どもさんの教育資金運用についてお答えさせていただきますね。
他の金融資産、今後のライフプラン(2人、3人目・・・の子どもさんの予定、住宅購入等々)や保険の加入状況等によって
お答えは違ってくるのですが、
現時点のご質問内容からお伝えしておきたいことを書かせていただきます。
子どもさんの教育資金準備は
基本的には、満期まで、または子どもさんが18歳になるまで持っておけば元本が守られている
元本確保型商品で運用されることをおススメいたします。
具体的には、保険、定期、国債等の円建ての商品です。
値動きのある投資信託は子どもさんの教育資金運用のための商品としてはおススメできません。
これは、教育資金については、
18歳という今から確実に予測できる時期、つまり子どもさんが大学進学された時に必ず必要になることは分かっているからです。
もし予定している時期が近づいてきたときに、
元本の200万円から減っているなんてことになりますと、
ライフプラン全体の資金計画の変更をしなければならない可能性がでてきます。
最近は、雑誌等で、教育資金の準備は期間が長いのでリスクをとることが出来るということで、
値動きのある投資信託も選択肢に入れてみては?といった考え方が紹介されているのを見ることがあります。
これはTM83様の他の金融資産とのバランスを確認しないと、ハッキリしたことは言えないのですが、
もしTM83様がこの200万円の資金は確実に子どもさんのためにとのお気持ちである場合には、
投資信託の場合ですと、選択肢としては円建てのMRFかMMFまでと考えます。
ただ、今現在、MRF、MMFは運用実績は普通預金とそれほど変わらないレベルと言えますので、おススメはできません。
おススメとしては
TM83様の場合、使う予定のない資金が200万円ということですので、
子ども保険か低解約終身保険での検討が良いかと思います。
全期前納にて(10年くらいの)出来るだけ短期払込にすることで、
返戻率も引き上げることができます。
数社保険会社の見積もりをとって返戻率等条件を比較検討してみてください。
子ども保険や低解約終身は中途解約をしますと、タイミングによっては解約控除がかかり、
元本割れになるリスクがあるのがデメリットです。
特に低解約終身は払込が完了するまでに解約すると
通常の終身保険に比べて3割ほど解約返戻金が少なくなります。
ただ、そのペナルティがある分、簡単には解約もし辛い為、
子どもさんの大学進学時期までという長い17年間しっかりと守ることが出来る効果もあります。
選択肢の一つとしてご検討下さい。
少し長くなりましたが
今回の結論としては
できるだけ教育資金は安定性のある金融商品でご検討ください
ということになりますので参考にしてみてください。
今回の回答は以上とさせていただきます。
今回はTM83様のご質問内容を読ませていただき、
一方的に私からお伝えしたいことをお届けさせていただきました。
そういえば、こんなこともあった!
ちょっと違うな!
と感じられることがありましたら遠慮なくご質問いただければと思います。
ではこの回答がTM83様の教育資金設計のお役に少しでもお役に立てればとの
思いを込めてお届けさせていただきます。
評価・お礼
TM83さん
2014/03/19 13:49寺野先生、とても丁寧に答えていただきありがとうございました。
元本保証を求めつつ、いいものがと思っていましたがなかなか見つかりませんでした。とても参考になります。
質問ですが保険の場合は200万円一括で納めることはできるのでしょうか?それとも最短で10年ですか?
寺野 裕子
2014/03/20 15:53TM83様
評価、メッセージいただきありがとうございます。
早速ですが、ご質問にお答えさせていただきますね。
200万円の資金は一括で納めることできます。
例えば
ニッセイさんの学資保険ですと、現在5年の前納が可能のようです。
アフラックさんですと最短で10年のようです。
2社~3社くらい見積書をとってみて返戻率等の比較を行い検討していただきたいなと思います。
(現在のポイント:-pt)
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