対象:ペットの医療・健康
雌9歳の柴犬の手術を控えて心配しています。つい先日術前のX線検査で肺の間質が白く写っているため、麻酔をかける上で万全を期して1~2週間抗生剤(オーグメンチン)を投与して肺の状態をX線で観てからの手術に延期しようとの診断でした。熱も無く咳はしませんが、最近多少体全体で息をしているような時があります。手術は頬にできて大きくなってきている良性オデキ除去と卵巣&子宮摘出の手術です。3歳からアトピーを患っており、ステロイド2.5ミリグラムを一日おきに、さらにガスターとウルソ、スパカールを一日2回毎日服用しています。主治医の先生の見解では、ステロイド服用により胆泥が生じているため、ステロイドをなるべく服用させたくなく、避妊手術をすることによりホルモンバランスを改善できる望みがあるため、オデキ除去と同時に避妊手術を早めに行いたいのだそうです。血液検査ではALPが1500程度、CRPは2程度、その他の肝機能、腎機能を示す血液検査の値は正常です。ALP高値に関しては2か月経過観察をへて変化がありません。甲状腺機能も異常なしでした。どんな肺疾患が考えられるのか、単なる石灰化との鑑別に抗生剤服用で経過観察をしていますが、何か犬のケアで注意をしてあげられることなどアドバイスをどうぞ宜しくお願いいたします。
ちっちゃんママさん ( 東京都 / 女性 / 49歳 )
回答:1件
Re:肺疾患が疑われる柴犬の手術に際しての注意に関して
肺の間質が白くなっているということで、原因としては気管支肺炎などが疑われると思います。
呼吸器系の病気は麻酔への影響も大きく、注意が必要です。CRPの上昇もみられますので、これが肺に原因があるのかどうか、抗生物質により改善がみられるのか、術前にしっかりと病態を把握しておく必要がります。
自宅でのケアに関しては、呼吸状態が安定しているのであればそこまで神経質になる必要はないと思いますが、今回は体全体での呼吸というのが気になります。長時間の散歩や激しい運動は控えた方がよいでしょう。
咳などが出るようなら悪化の可能性もありますので、すぐに病院に受診されることをすすめます。
評価・お礼
ちっちゃんママさん
2013/10/07 00:17●● 先生
この度はコメントを頂きどうも有難うございました。
本日、診察と再度のX線検査を受けた結果、オーグメンチンを1週間服用させただけでは全く画像に変化が見られませんでした。抗真菌薬やもっと強い抗生剤の投与を試みて又X線検査をしてから手術にするかという提案もいただきました。しかしながら、肝臓への負担を考えて、無投薬で様子を見て、一週間後にオデキ除去だけの手術をする予定を組みました。今回の避妊手術は見送らざるおえませんでした。肺炎の懸念への術後ケアは4泊くらいの入院でしっかりとフォローしてくださる運びとなっています。
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