対象:不動産売買
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将来的にクリニック兼住宅を建てたいと思っています。
2年程前に、土地が見つかり銀行からも良い条件をいただき開業しようと思いましたが、不動産トラブルで売買ができなくなりました。
その後も不動産を探してきましたが、なかなか不動産が出ない地域で半ば諦めていて、1〜2年程拘束される研究に携わり始めてしまいました。
そんな状態に置かれてしまった後に、不動産屋さんから良い物件を紹介されました。
不動産価格は現在の手持ちの自己資金で購入できるものなんですが、将来的にクリニックを開業する際、手持ちの自己資金がほとんど無くても不動産があれば自己資金と同じような役割を担い財産価値として評価されお金を貸してくれるものなのかお伺いします。それとも銀行側としては、現金での自己資金で持っていた方が融資の際に評価をしてくれるものなのかお伺いします。
grenn13さん ( 秋田県 / 男性 / 38歳 )
回答:2件
医院併用住宅の資金調達法
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、医院を新規に開業する際には色々と難しい問題があります。
いくら不動産をもっているといっても、希望されるような借入額に見合う担保価値が金融機関で見てくれるかは何とも言えません。
また、現時点でどちらか賃貸ビルなどで開業し、医院として実績が出来上がっている場合ですといいのですが、大学病院などの勤務医から独立して開業する場合には、簡単にはローンは借りれないので資金調達を綿密に計画しておく必要があります。
今回のように、土地のみの購入でローンを利用する場合には、融資額や金利などは厳しい条件を提示される場合が多いです。
そのため、この時点で建物の計画も立てて、ローンと自己資金の割合を決めていくことをお勧めします。
医院併用の場合には、建築費用の自己資金は医院の部分に充当し、自宅の部分はローンで充当することがいいかと思います。
また、医院の開業科目にもよりますが、医院内の機材の費用をどう調達するかも検討しなくてはいけません。
例えば、歯科の場合には診察台だけでも購入の場合は1,000万円程度はしますので、購入かリースかも決めておくことになります。
さらに、開業時から保険診療をされると思いますが、健康保険からの診療報酬は数カ月先にならないと入金されません。
したがって、開業から数か月間は無収入な状態になりますので、この間の運転資金も用意しておく必要もあります。
こうした点を踏まえて、どこにいくら自己資金を充当してくかを検討すべきでしょう。
安易に土地購入に自己資金をすべて充当してしまうと、後々、ローンでの資金調達が厳しくなった際には身動きが取れなくなりますので注意されてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼
grenn13さん
2013/03/31 18:44ご返答の程大変ありがとうございました。
ご想像の通り歯科です。
診療器具は2千万程自己資金があるので、そこから1千万と政策金融公庫から借りるつもりでいました。残り1千万を運転資金にしようと思ってました。
回答専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
不動産の購入について
grenn13さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『不動産があれば自己資金と同じような役割を担い財産価値として評価されお金を貸してくれるものなのかお伺いします。
それとも銀行側としては、現金での自己資金で持っていた方が融資の歳に評価をしてくれるものなのかお伺いします。』
につきまして、
銀行からローン融資を受ける際に、
不動産を所有している場合には、所有している不動産を担保にローン融資を受けることも可能です。
ただし、物件により異なってしまうため一概には言えませんが、
担保価値100に対して、100%の融資を受けることは多くの場合、難しいと思われます。
また、ローン金利につきましても、不動産担保での融資に比べて、
住宅ローンとしてローン融資を受けた方が、ローン金利も低く抑えられている場合がほとんどだと思われます。
尚、grenn13さんのお考えのひとつとしては、
現在ご検討されている物件を購入して、
その物件を担保に新たに病院兼自宅を購入するということでしょうか?
もし、新たに住宅ローンを組んでということになりましたら、
しっかりと資金計画を立てる必要があります。
よって、不動産を所有するよりも、現金で自己資金で持っていた方がよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
grenn13さん
2013/03/31 18:41返信の程、大変ありがとうございました。
よくわかりました。現金には手をつけずに先に住宅ローンで家だけ建てて時期を見定めてクリニック建設に事業用ローンを借りることを考えて見たいと思います
渡辺 行雄
2013/03/31 22:19green13さんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
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