対象:不動産売買
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医院併用住宅の資金調達法
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アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、医院を新規に開業する際には色々と難しい問題があります。
いくら不動産をもっているといっても、希望されるような借入額に見合う担保価値が金融機関で見てくれるかは何とも言えません。
また、現時点でどちらか賃貸ビルなどで開業し、医院として実績が出来上がっている場合ですといいのですが、大学病院などの勤務医から独立して開業する場合には、簡単にはローンは借りれないので資金調達を綿密に計画しておく必要があります。
今回のように、土地のみの購入でローンを利用する場合には、融資額や金利などは厳しい条件を提示される場合が多いです。
そのため、この時点で建物の計画も立てて、ローンと自己資金の割合を決めていくことをお勧めします。
医院併用の場合には、建築費用の自己資金は医院の部分に充当し、自宅の部分はローンで充当することがいいかと思います。
また、医院の開業科目にもよりますが、医院内の機材の費用をどう調達するかも検討しなくてはいけません。
例えば、歯科の場合には診察台だけでも購入の場合は1,000万円程度はしますので、購入かリースかも決めておくことになります。
さらに、開業時から保険診療をされると思いますが、健康保険からの診療報酬は数カ月先にならないと入金されません。
したがって、開業から数か月間は無収入な状態になりますので、この間の運転資金も用意しておく必要もあります。
こうした点を踏まえて、どこにいくら自己資金を充当してくかを検討すべきでしょう。
安易に土地購入に自己資金をすべて充当してしまうと、後々、ローンでの資金調達が厳しくなった際には身動きが取れなくなりますので注意されてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼
grenn13 さん
2013/03/31 18:44
ご返答の程大変ありがとうございました。
ご想像の通り歯科です。
診療器具は2千万程自己資金があるので、そこから1千万と政策金融公庫から借りるつもりでいました。残り1千万を運転資金にしようと思ってました。
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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この回答の相談
将来的にクリニック兼住宅を建てたいと思っています。
2年程前に、土地が見つかり銀行からも良い条件をいただき開業しようと思いましたが、不動産トラブルで売買ができなくなりまし… [続きを読む]
grenn13さん (秋田県/38歳/男性)
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