対象:投資相談
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はじめまして。生後一年未満の子供がおります、20代後半シングル女性です。手取り20万、ボーナス年100万、月々に必ず出ていくお金は10万で、7万を貯金に回します。学資保険満期250万を一括で支払いました。医療がん終身保険に加入しています。
手元に3000万の普通預金があります。
500万は近いうちに使いますので、普通預金にに入れておきたいです。500万は10年以内に使います。こちらはネット銀行の定期にいれておいてよろしいでしょうか。国債がよろしいでしょうか。
ひとまずは2000万の分散に頭を悩ませています。また、月々の7万とボーナスの半分を運用したいと考え、金融商品について本で勉強しているところです。しかし調べれば調べるほど素人には難しく感じます。
退職まで30年以上あります。今後見込まれる給与は一般的な地方上級公務員と同じ位で多少増えると思います。今後自宅の購入はしません。子どもを中高は私立、大学は国立に進ませたいです。20年で資産を6000万にすることが目標です。どのような資産運用をすればよろしいのでしょうか。
よし母さん
(
千葉県 / 女性 / 26歳 )
回答:5件
安心のためのお金、殖やすお金の考え方
よし母様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、まず、10年以内に使う予定の500万は、安心のためのお金ですから、円預金などで確保しておくのは、賢明な考え方です。
ネット銀行の定期か、国債か、については、私は、普通預金で良いと思っています。
というのも、近い将来に金利が上昇する可能性もあると思っているからです。
金利が上昇する可能性があると予想する場合は、固定金利を選択しません。
また、思い立ったらすぐに現金化できる、という点も普通預金の大きなメリットです。
次に、長期の視点で殖やしていくお金です。
殖やしていくお金として、2000万が適切かどうかは、ご相談の背景をもう少し伺わないと、適切なアドバイスはできませんが、仮に2000万を長期計画で運用し、仮に、30年後に、その間、年3%で複利運用したのと、同じ成果が出たとした場合は、税金・手数料を考慮せず、約4855万になります。
一方、年1%の複利運用では、約2696万。
その差は、約2159万です。
わずかに、年2%の差ですが、結果として生み出される約2千万円の差が、リタイアメント後の経済的な豊かさを大きく左右します。
注:インフレ率は考慮していません
したがって、例えば、元本確保型の運用+2%くらいを目標に、リスクを抑えながら運用を考えていくのも、ひとつの選択です。
他に、月々の7万とボーナスの半分を運用できるようですが、これからもらう収入は、不確実性の要素もありますので、不確実性を加味しながら、プランを設計してみてください。
なお、どうしたらリスクを抑えながら元本確保型の運用+2%のパフォーマンスを出せるのか、という点は、もちろんご自身で研究してもよいですが、毎日毎日そのことばかりを考えている専門家と相談しながら進めると、お金の前に、時間の節約になります。
“ただ買うだけ”で、無条件で、ノーリスクで、元本確保型の運用+2%以上が出せる、という商品は、存在しませんので、慎重に進めてみてください。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼

よし母さん
2012/05/26 17:02アドバイスをありがとうございました。
>なお、どうしたらリスクを抑えながら元本確保型の運用+2%のパフォーマンスを出せるのか、という点は、もちろんご自身で研究してもよいですが、毎日毎日そのことばかりを考えている専門家と相談しながら進めると、お金の前に、時間の節約になります。
専門家の方へ相談をしようと決断するアドバイスでした。
また、普通預金で良いのではないかという他の方とは異なる意見を頂いたことで、複数の専門家の方々のお話を聞いてみたいと思いました。(その必要があると感じました。)
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
1
リスクを抑えて、確実な運用を行っても・・・
はじめまして、よし母さん。
FP事務所 マネースミスの吉野です。
しっかりと短期、中期、長期での資金の使用目的を持たれており、素晴らしいですね。お子様をお一人で育てられるのは大変だと思いますが、しっかりした目的と計画を立てられる様ですので、安心できる生活を送れるのではないでしょうか。
さて、今後、現在の資産と積み立てなどで20年後には6,000万円を貯められたいという事ですが、現在の3,000万円の内の2,000万円を長期で運用されるという事と給与から7万円、ボーナスから50万円を貯められる事になりますね。
給与からの積み立てとボーナスの積み立ての20年間の総額が2,680万円になると思います。
それに資産運用の原資2,000万円と足せば、運用しなくても4,680万円となりますので、あまりリスクの大きい資産配分で運用をしなくても目標の6,000万円は達成できると思います。
ただ、やはり分散投資は必要ですので、国や地域の分散、株式と債券の組み入れを検討された方が良いと思います。
運用期間の長い方へは、株式の配分を多く取り入れ、今後の成長の見込める新興国などへの投資配分も多く取り入れた方が良いとアドバイスを行っておりますが、よし母さんのお考えやリスクに対する不安度合などにもよりますが、債券などの配分を多くとっても良いと考えます。
株式50%、債券50%や株式40%、債券60%程度のミドルリスク・ミドルリターンで運用されてみてはいかがでしょう。
ただ株や債券に直接投資をするのではなく、投資信託を利用した運用の方がより分散投資が出来ますので、ある程度のリスク回避にはなります。
しかし投資信託といっても、多くの商品があり購入しない方がよい商品などもありますから、私どものようなFPや相談者のために商品選定が出来るIFAに直接ご相談れると良いでしょう。
10年以内に使用目的のある500万円に関しては、ネット銀行の定期も比較的利率が良いですが、少しでも運用益を増やしたいときは、短期の債券や国債でも良いかもわかりませんね。
ただ定期や債券などは、期間内の解約などでペナルティーがある商品も多いので、運用期間と使用目的の時期を考えた商品選択が必要ですね。
FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://moneysmith.jimdo.com/
補足
直接投資以外の運用先
直接投資はリスクが大きくて不安に思われるようでしたら、運用としては多少劣りますが、一時払いの保険商品での運用も考えられます。
保険商品ですので、保障機能がついていたり保険会社へかかるコストもありますから、大きく増やそうとする場合には、お勧めできませんがある程度確実に増やすことができる方法だと思います。
よし母さんの場合は、2,000万円の商品はリスクを抑えた運用をして、積み立ての部分はドルコスト平均法という、定時定額購入によるリスクを抑える運用で積極運用される方法も考えられますね。
しかし、本などですと一般的な内容になっていると思います。様々なお考えに対応できるのは直接のご相談が良いと思います。
評価・お礼

よし母さん
2012/05/24 08:29ありがとうございました。
FPの方に直接相談をしたいと考えておりましたので、やはりそうしようと考えが固まりました。
銘柄の選び方や、金融商品をかった後のことについて無知ですので、そのようなこともFPの方にお尋ねしたいです。相談したいことが固まって参りました。ありがとうございました。

吉野 裕一
2012/05/24 08:51よし母さん、高い評価を頂き、ありがとうございます。
購入する商品は、多くのものがあり銘柄選びは大変ですね。また購入後もリバランスなどメンテナンスも必要です。
運用が長期になりますので、流行に流されない商品選択も必要です。
良いアドバイザーの方と巡り会われて、確実な運用ができると良いですね。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
2
資産運用の原則は資産配分方針を決定することから始まります
よし母様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。ご質問にお答えします。
10年以内にお使いになる500万円の対象商品は、国債にされては如何でしょう。個人向け国債10年変動をお選びになりますと、変動金利型の債券ですので、市中金利が上昇すれば、一定の率で追随しますので、金利変動・インフレにもある程度対応ができる商品です。また1年後から、前2回分の利子を支払うだけで解約が可能ですので、10年以前に資金が必要になった場合には解約で現金化できます。
積み立てでの資産形成する前提で、私が保有するソフトで試算いたしました。初期資金2,000万円、毎月の積立額11万円(毎月7万円+50万円÷12ヶ月の試算値)、目標額6000万円で試算しますと、期待リターンは1.8%、リスクは3.3%の資産配分ができました。
国内株式6%、外国株式10.0%、国内債券32.0%、外国債券5.0%、短期金融商品(預貯金、円のMMF等)47.0%になります。ただし、この期待リターンはTOPIX等の指数によるものですので、コストが含まれていません。従いコストをプラスした形の資産配分が必要になります。
この例のように、よし母様の期待リターンとリスク許容度とを考えた資産配分を行い、夫々の資産クラスでは、コストの安いインデックス・ファンド(買付手数料なし、信託財産留保額なし、信託報酬が安いものがベター)または上場投資信託を購入されては如何でしょう。
もし、お子様の学費分を考慮して、目標額を1500万円プラスした7500万円として試算しますと、期待リターンは3.2%、リスクは5.7%の資産配分が算定されます。この場合には、国内株式、12.0%、外国株式18.0%、国内債券46.0%、外国債券7.0%、短期金融商品17.0%と算定されます。予想ですが、よし母様の資産配分は前述したものとこの資産配分との中間になろうかと思います。
このような考え方がよく解る読み物として、今週の週刊ダイヤモンドの特集「資産運用の鉄則」は初心者でも解るように書かれています。ご一読をお薦めします。
補足
機関投資家では無い、我々一般投資家に会う、資産運用の原則は、ご自分のリスク許容度を測り、期待リターンを求め、それに合う資産配分(アセットアロケーション)を策定し、夫々の資産クラスは、コストの安い、よく分散された商品(指数に連動するインデックスファンド、上場投信は分散が図られています)を積み立てる事とお考えください。
なお、今回の試算はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン社のFP PoPSを使用しています。
少しでも、お役に立てれば幸いです。
face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しました。
宜しければ、こちらのページでお楽しみください。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp
☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
お気軽にお問い合わせください。
★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
評価・お礼

よし母さん
2012/05/24 08:36ありがとうございました。
専門の方からもっと学びたいという意欲を持ちました。+1500万円を目標にすることも、20代ですので挑戦してみようとも思いました。
「ダイヤモンド」を立ち読みで読んでみましたが、急に資産運用に興味を持ち始めた者にはすべてを理解することは難しかったです。しかし、参考になりました。
やはり専門の方に面談を申し込み、アドバイスを頂こうと思います。ありがとうございました。

吉野 充巨
2012/05/24 09:33よし母さま
オフィスマイエフピーの吉野です。高評価を賜りお礼申し上げます。
資産運用は誤字部の一生とお子様にも関係する人生の重要な要素です。ぜひ勉強をお始め下さい。セミナー選びは、金融商品を販売しない企業・開催者をお選びください。
少しでもお役にたてましたこと、FPとしての喜びです。

山田 聡
ファイナンシャルプランナー
1
資産運用につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
資産運用は仕事ではありませんから、
日々値動きを観察しなければいけないような運用は避けましょう。
資産運用で大事なのは、自分で許容できる値下がりリスクの範囲内で投資することです。
自分で許容できる値下がりリスクを決めると、
国内・国外の株式や債券など、各資産の投資比率も決まり、
また、期待リターンも決まります。
そして次に、個別商品の選択になります。
個別の株式や、内容が理解できないようなファンドは避け、
手数料が安いシンプルなインデックスファンド(指数連動型ファンド)を
利用されてはいかがでしょうか。
このような考え方が
アセットアロケーション(資産配分)や
ポートフォリオ(金融商品の組合せ)呼ばれるものです。
そして、自分に合った運用方法を一度確立してしまえば、
時折修正はあるものの、
後は基本的に継続するだけで、大きな手間はかからないでしょう。
以上のような運用方法を、金融機関に相談しても、
正しいアドバイスを受けることは難しいかもしれません。
正しい理論でご相談者に合った運用プランを作成してくれる
お近くのファイナンシャルプランナーを探してみてはいかがでしょうか。
自分に合った運用方法を見つけ、今後長年にわたって利用できるのであれば、
探す時間や費用に対する効果は十分高いと思います。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼

よし母さん
2012/05/26 16:56アドバイスをありがとうございました。
投資信託は素人の私にとって一番興味深い金融商品です。
>そして、自分に合った運用方法を一度確立してしまえば、時折修正はあるものの、後は基本的に継続するだけで、大きな手間はかからないでしょう。
投資をはじめることへのハードルを下げていただいたような気持ちです。
こちらで相談をしてから、FPに相談をしようと決断しましたが、FPを選ぶのも難しいですね。

自分年金積立のアブラハムプライベートバンク奥村
投資アドバイザー
2
一度、詳細をご相談ください。
はじめまして、アブラハムプライベートバンクの奥村と申します。
早い段階から、長期での資産形成を計画されているのは素晴らしいお考えです。
通貨や運用方法などのポートフォリオは、その方の個別具体的な状況によっても異なりますし
長期で資産形成を考えられる場合、スイッチのしやすさ等も加味して検討されるのがお勧めです。
ただ、20年間で6000万円という目標を定められているのであれば
国債や定期預金といった運用では、正直なところ厳しいと思われます。
年利10%のリターンを出すファンドなど、世界を視野に入れると
優秀なファンドがございますので、そういった金融商品を組み入れるのはいかがでしょうか。
当社では、海外積立投資などをメインに、お客様ごとに
適切なポートフォリオを提案させていただいておりますので、一度
詳細をクライアントサービスまでご相談いただければ幸いです。
お気軽に、下記URLからご連絡くださいませ。
http://itsukaha-yucasee.jp/
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