対象:ペットの医療・健康
雄のミニチュアダックス13歳について御相談したく、よろしくお願いします。
獣医師に肛門周囲腺腫を指摘され、腫瘍の切除及び去勢手術が望ましいが、停留睾丸であるため去勢手術に時間がかかることが予想されるため、去勢手術のみ行い、腫瘍は経過観察することを勧められました。現在腫瘍は1.5センチ程度で出血等はしておりませんが時々舐めています。
停留睾丸は片方のみで、位置は超音波検査をしましたが見つけられなかったそうです。
去勢手術を行う方向でレントゲン検査、血液検査を行い、血液検査では問題はありませんでしたが、レントゲンで心臓が大きい、気管支の影が濃いという所見で、心臓が大きい原因は不明、気管支は石灰化または気管支炎が疑われるとのことで抗生剤注射及び消炎剤7日分を処方され様子を見ることとなりました。7日後に再度レントゲンを撮りましたが、特に変化はありませんでした。咳などの症状はありません。
獣医師からは心臓が大きいことと、気管支の件が手術上のリスクであるが去勢手術を勧めるといわれております。
手術を行う方向で考えておりましたが、停留睾丸の位置も確定できていないこともあり悩んでおります。アドバイスよろしくお願い致します。
horinobuさん ( 茨城県 / 女性 / 42歳 )
回答:1件

Re:犬の肛門周囲腺腫及び停留睾丸手術について
心臓は、聴診による心音の状態、エコー検査による画像診断などで状態を把握することができます。これらの検査を行い、手術ができる心臓かどうかを判断する方が良いでしょう。気管に関しては、レントゲン検査で顕著な異常、通常の生活での咳、呼吸が荒くなるなどの症状がなければ大丈夫でしょう。
停留睾丸は、ペニス付近の皮膚の下に確認できなければ、お腹の中と思われます。停留睾丸は、睾丸の腫瘍を予防するためにも、肛門周囲腺腫を予防するためにも、摘出することをお勧めします。肛門周囲腺腫は、肛門周囲腺癌である可能性もあります。停留睾丸の手術を行うのであれば、同時に腫瘤も切除し、病理検査で診断してもらう方が良いでしょう。
評価・お礼

horinobuさん
2012/05/19 21:23●●先生、回答ありがとうございます。
停留睾丸の手術は通常の去勢手術より時間がかかると聞きます。腫瘍の切除を同時に行うと更に時間を要すると思われ、手術のリスクが増すと思われますがいかがでしょうか。13歳という年齢もあり、判断しかねております。

心臓もしくは肺に明らかな異常が認められるのでれば、どちらか一つの手術でもリスクは増加します。
しかし、先にお伝えいたしました詳細な検査で異常が認められなければ、そして、きちんとした麻酔管理を行えば2つの手術を同時に行うことはできると思います。
大切なダックスちゃんの現在の状況を踏まえて、また今後に対して、何がベストなのかをよくご相談されることが重要かと思います。
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