対象:リフォーム・増改築
箱形の、コの字の廻り階段と言うのでしょうか。正方形のような踊り場部分もあります。
リフォームは、 既存の階段に部材を上貼りするとリフォーム会社さんから聞いていました。
作業後、1階に近い部分と2階に近い部分に 今までの側板をそのまま、化粧せずに使っておられ、その側板の間を 新しい巾木でおさめておられました。
当家からは、おさめ方について指定したわけではなく、リフォーム会社にお任せしていました。
ダークなもともとの側板と 新しく貼った明るい黄土色の巾木の色があまりに違いすぎ、また、側板の厚みは太く 巾木は薄いので、途中のつなぎ目に厚みの差が生じています。
できあがりにちょっと引いてしまって、担当の人に「これは…、これで出来上がりですか?」とお聞きすると、「…じゃあ塗りましょうか?」ということで、塗装屋さんが 新しい巾木の色に合わせて側板を塗装するという作業をされました。
「これはこういうものでこれ以上の手直しは無理」という雰囲気でした。
色は合いましたが、つなぎ目の厚みが違うままの違和感はそのままです。
強度の面から一部に既存の側板を使うのだとしても その厚みに合わせて新しく追加した側板でおさめるのが自然な気がします。
今まで使っていた階段がどのように おさめてあったのかさえ意識せずに暮らしてきましたが、このような形になって はじめて階段の足元に意識がいくようになりました。
これは「おかしいのではないですか?」と言ってもいいような案件でしょうか?
リフォームでは こういった違和感は仕方がないのでしょうか。
リフォームははじめてで、階段のほかも 担当者に頼んだようにできていなかったりする箇所がなにかとあり、意思の疎通の難しさに戸惑っています。
ctagaさん ( 兵庫県 / 男性 / 42歳 )
回答:1件
意思の疎通が無い様に思われます。
おはようございます。
今回のリフォームに関するご質問はごもっともで、一般の方からすれば当たり前の様に思います。
しかし、個々が一般的に危惧される一番リフォームの落とし穴だと確信致しますね!
リフォームはやってみなければ分からない箇所があることもありますが・・・
それはリフォーム時には見えない箇所の事を言いますが~
今回の様に見える部分に関しては、完成時における状態がどの様になるかと言う「スケッチ」や「施工図面」(俗に言う収まり図面)等の説明がなされずに進行した例かと思います。
一般的に今のリフォームは一般の方がとにかく「安い会社」と言うことで何社にも「相見積もり」をとられて価格の一番安いところで・・・
と言う方がものすごく多いですが意味の無いことと常々思っています。
なぜならば、安い価格にはそれなりの理由があるからに他なりません。
高い見積もりには高い理由があると言うことを理解されることが重要であり施工側もその理由を説明される必要があります。
先程も書きましたが、丁寧で高いリフォームと言うものはそれなりにお客さまに「不安感」や「不信感」を与えることなく懇切丁寧に説明を怠りません。
それがない場合にはこの様な誰が考えてもおかしな施工の収まりになる場合があります。
これはいわゆる、悪い意味でチャランポランで適当な仕事と認識致します。
結果的にはどの様な「仕様書」や「施工図面」によって契約がなされているかの点において全てが決まりますので・・・
その内容を精査しないと一概には何とも言えませんね。
評価・お礼
ctagaさん
2012/05/01 15:27早速のご回答ありがとうございました。
相見積もりを取って一番安いところで…というご指摘、まったくそのようにして業者さんを決定しましたので「…ああ、なるほど」と思い当たりました。
おっしゃるとおり完成図などは見せてもらっておらず、意思の疎通ができていなかったと感じております。
大工さんも担当の方も一生懸命やって頂いていると思っていますので、ここを選んだこと自体後悔しておりませんが、それゆえにこのようなできあがりになり、残念です。
リフォームはそう多々するものでもありませんので、何度も試行錯誤しながら覚えていくというわけにもいかず、本当に難しいものですね。
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
どんなスタイルも好みの形でオーダー家具作成のご相談に乗ります
壁面収納等など自分だけのスタイルでお気に入りの家具を素材選びからご相談させて頂きます。
リフォームとは、ちょっとしたアイディアから生まれて来るものです。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング