対象:矯正・審美歯科
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6年前に上左前歯をぶつけました。
打った直後は多少変色して最近はほぼ変化していないようです。
主治医の先生にはレントゲン撮影では歯茎上部には神経が死んでいるような空白がないので、
神経は繋がっていると診断されました。
しかし、私としては10代ということもあり
自分の周りの歯の色が違ってしているのがわかるのでなんとかしたいです。
特に笑う時など歯を見せる時はやけに目立つような気がして周りの目を気にしてしまいます。
ウォーキングブリーチをするにも無髄歯ではないようなので困ってます。
また、やたらに周りと比べて、自分だけが変色していると劣等感を感じて精神的にも苦痛です。
そこで、質問です
1.今、神経を取らずにできること
2.この状態で歯神経を取り除くことへのリスクとメリット
3.歯のマニキュアを使う場合の効果・知っておくべきこと
4.その他の勧める治療法
を教えて下さい。
leoneさん ( 長野県 / 男性 / 18歳 )
回答:3件
変色している歯は神経の除去が必要です。
こんにちは。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
拝見していないので断定はできませんが、打撲後に変色が見られる歯は歯髄(=歯の神経)が死んでいるため、神経を取り除く必要があると思われます。歯を強打したことにより内部の歯髄がダメージを受け、壊死したために歯が暗い色に内側から変化するのです。変色があった時点で歯髄は死んでいますので、これを除去し、歯の内部を洗浄・消毒しないと内側からの変色が強くなってしまいます。
ちなみに生きているかどうかはレントゲンで判定できません。(弱い電流を流して判定する診断機器はございます。)
目立つ部分ですから深刻に悩まれるお気持ちよく分かります。治療方法は色々とございますので、容易に解決できると思いますが、まずは中の処置をきちんと行ってもらい、着色が強ければウォーキングブリーチ法で対応するのがよろしいのではないでしょうか?まずは担当の先生とよくご相談いただき、ご心配であれば他の歯科医師の診察を受けてみるという選択肢もございます。お大事になさいませ。
つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
評価・お礼

leoneさん
2011/11/02 23:04レントゲンだけでは神経の判断ができないと今回始めて聞いて驚きました。
今後、正確に検査してもらい必要な処置を決めたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家

- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
飯田 裕が提供する商品・サービス
完全には死んでいない歯の漂白について
leoneさん、こんにちは。回答が遅くなり、申し訳ありません。
まず、歯をぶつけられて変色してしまったということですので、歯の根の部分の神経が一部生きている可能性はあると思いますが、見えている歯の部分の神経は死んでいる可能性が高いと思われます。
この場合、通常のホワイトニングですとやはり効果がほとんど出ない可能性があります。残っている神経を取ってから、ウォーキングブリーチやインターナルブリーチで白くする方法が一般的です。
ただ通常のホワイトニングでも、方法によっては全く効果がないわけではありませんので、少しでも今より変色が薄くなれば、ということでしたら、神経を取らずにホワイトニングにトライしてみてもいいと思います。
神経はできる限り残したほうがいいのですが、一部が死んでしまっている場合、将来的には全部が死んでしまう可能性が高いため、いずれは神経の治療をしなければならないと思います。今神経を取るメリットは、早く歯を白くできるということでしょう。
また歯の上に樹脂を塗って白くするマニキュアという方法もあります。数か月~数年間持つものもありますので、神経の治療をされないのであれば、とりあえずマニキュアをされるのも手です。
ただ歯を削らずに塗りますので、若干の厚みが出ることと、隣の歯の色にぴったりと合わせることが難しい場合があります。通常は1回で終了します。同じように神経が死んでしまっている1本だけのマニキュアの写真をアップしておきますので、参考にしてください。
他に白くする方法としては、ダイレクトボンディングやラミネートベニア、セラミッククラウンなどがありますが、まずは上記の方法で試してみてからのほうがいいと思います。
10代ですと、男性でもやはり気になりますよね。きれいになるといいですね。
評価・お礼

leoneさん
2011/11/02 23:02いろいろな治療方法を紹介してくださり、ありがとうございます。
回答を参考にして他の歯医者さんにも一度、治療の相談してみたいと思います。
特にウォーキング・ブリーチとインター・ブリーチについては詳しく話を聞いてみたいです。
回答専門家

- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。

袋 晃子
歯科医師
-
死んでいる可能性が高いと思いますが・・
こんにちは 群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
歯を6年前にぶつけれたそうなので、レントゲンだけではなく
神経が生きているかどうかは確認する必要があると思います。
まずその確認方法として電気的な方法(微弱な電流に対する反応を見る)
や冷温刺激(冷やした氷を用たり、熱いものを歯にくっつける)などで
歯髄の反応をみていきます。
もし反応がない場合は、歯髄自体は死んでいる可能性が大きいので
麻酔なしで削っていき、歯髄に到達した場合は通常の神経を取った歯として
処理されたほうがいいと思います。
その上で神経があるとして質問にお答えしようと思います。
1.削らない前提で変色した歯の治療という事であれば、外側からのいわゆるホワイトニングをその歯だけに行う。
ただし効果的にはあまり期待ができないとは思います。
2.神経を取り除くのはあくまで死んでいる場合や痛みが出た場合ですが、神経をとればそれだけ
歯としての寿命は、短くなります。ただし死んでいるのに神経を取らないでいるほうが周囲組織に炎症が及び
さらに抜歯などのリスクは高まります。つまり死んでいる場合はすみやかに神経の処置をされたほうがいいです。
3.歯のマニュキュアとされるものは短期間の効果はあると思いますが、
歯の質自体を変化させるわけではないですから長期にわたってつかえることはありません
4.歯の色がとなり違う事を気にされるのであればエナメル質のみを削るラミネートベニアにような
方法が、削除する量がすくないのでお勧めですが、神経が生きていることが前提です。
つまり歯が生きているならラミネートベニア、死んでいるなら早めに神経を除去して内部を消毒し、
その後でその空間を充填し、土台を立てクラウンで治療することがお勧めになると思います。
ただし片方の前歯だけの色をとなりに合わせるのは至難の業だということもお知らせしておきます。
評価・お礼

leoneさん
2011/11/02 22:54丁寧に回答していただきありがとうございます。
リスクや技術的な難度について理解できて良かったです。
一度正確に神経が生きているかどうか調べて治療方法を決定したいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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