困＋悩。出っ歯で口元突出の本気の矯正選び

はじめまして、歯の矯正・歯列矯正の赤羽矯正歯科
の名取晶子です。

大変よく御調べになっておられるので、その反面、いろいろと悩みますよね。

まず、ご希望されている内容は、矯正治療される方が考える一般的なご希望ですので、
たいていの矯正歯科でおこなっている治療法で対応可能です。
その中でも、なるべく短期間で終わらせたい、というご希望については以下の方法がございます。

コルチコトミー

デーモンシステムについては、その効果についての見解は分かれています。
http://profile.allabout.co.jp/ask/qa_detail.php/24150/

抜歯または非抜歯についてはよく考えなければなりませんが、前歯をEラインまで引っ込める量によっては抜歯が必要であり、反対に非抜歯で治療すると、ほとんど前歯が引っ込まなかったり、変化量が少なくて、満足できる結果が得られないこともあるかと思います。

私の見解ですが、前歯を奥に引っ込める場合、そのためのスペースを作る方法として、
抜歯にまさる方法はないと考えております。
費用については医院ごとに多少違いはありますが、ご質問者さまがおっしゃられるように、平均的な料金の医院をご選択されるとよいかと思います。

ドクターとの相性だけは、治療開始時にはわからないと思います。
現在使用している矯正装置や、ワイやーなどが非常によいものになっているため、技術的な面ではそれほどご心配されなくても大丈夫と思います。
ただし、矯正治療後の歯並び、かみ合わせについて具体的に見解を述べられる医院で治療するのがひとつの医院選びの目安と思います。審美的なこと(前歯を引っ込める)も大切ですが、機能的なこと(術後長期に安定するためのかみ合わせの再構築)についても考え、治療を進めていくことが
矯正治療では大切だと思います。

ご質問から本当に歯列矯正を前向きに考えられているのが分かります。確かに情報が多すぎて判断が困難になることもあるでしょう。矯正治療を受ける時に参考にされていただきたいのは、ご自身が重要と考える順番に気になることを整理されるといいと思います。口元をたくさん引っ込めたいと考えるとやはり小臼歯を抜歯された方がいいでしょう。見えないことに重要度を感じるのであれば、裏側からのリンガル矯正になります。期間を短く考えたいのであれば表側からの矯正治療を選択されるのもいいでしょう。それぞれ選ぶ方法により特徴もありますのでそれらを判断材料にされることをお勧めいたします。しかしながら、それぞれの矯正歯科医の診断や治療方針により、矯正治療を受ける方の希望とすべて一致するものではない可能性もあります。その場合は信頼できる矯正の先生と相談しながらご本人の希望と治療方針の違いのギャップを埋めていくということになります。長い治療期間になりますので、ご自身と先生の考え方に違いがないようにしておくことが、良い治療のゴールへ向かう第一歩だと思います。若干、概念的な説明になってしまいましたが、ご理解いただけると幸いです。詳しくは、カウンセリングにてお口の中を拝見してお話をさせていただきますので、ご連絡を頂くか、HPを参考にされて下さい。
http://www.teethart-ortho.com
ティースアート矯正歯科

はじめまして長崎の堀内と申します。
私は、矯正認定医ですので多少私のわかる範囲でお答えしますね。
たくさんご要望があられるようですのですべてをカバーすることは難しいかもしれませんが、
おそらく、インプラントを併用して上下4本の抜歯をされてデーモンシステムで治療をされることではないでしょうか?
通常インプラントを併用しての矯正となりますとある程度のキャリアのある先生でないとされませんし、インプラントを併用して結果を出しておられる先生の症例などを見せてもらってもいいのでは、まず、インプラントと抜歯を併用されてデーモンシステムで治療されるのが安全で確実に口元はきれいになると思われますよ。

インプラント以外の方法では、上の歯を4本抜歯して親知らずを奥歯として使う、そして下の歯は、通常通りの抜歯をして治療をする方法があります。

他に方法としてコルチコトミーといいまして、前歯を骨ごと切断してひょいと後に引っ込める方法がありますが、骨の壊死などの事故につながる可能性もありますので安全安心でなるだけ短期間ということであれば、やはりおすすめは、上記の方法になると思われます。ただし、それでも治療期間は、2年以上かかるでしょう。1年以内などという矯正治療はまずないでしょうし、むしろあるようでしたら治療後に奥歯の噛み合わせの問題などを生じる可能性もあります。

しっかり治されるおつもりで腰をすえて治療されることをお勧めいたします。

東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
質問が多岐に渡り,全てに答える事は難しいと思いますががんばって回答させて頂きます.

質問者さんの一番の希望は,Elineの内側に口元を引っ込めたい事だとすると,口元が突出している原因をきちんと調べてその原因を取り除かなければなりません.
例えば,歯がでている(唇側に傾斜している)ことで口元が突出してるのであれば,歯を内側に傾斜や移動をさせなければならないでしょう.
また,歯がでている訳ではなく,下顎が後退していて相対的に歯がでているのであれば,下顎を前方に移動しなければならないかもしれません.

したがいまして,まずは原因を確認する事が重要で,その原因を除去する方法としてどのような治療が適当かを考える事が必要です.
この原因の把握と治療方針の決定が診断と言う事になりますが,診断には多くの知識と経験が必要となり,近年の矯正治療失敗症例による再治療を多数経験しているものとしては,診断が誤っている場合や無理がある場合が多く患者さんは矯正治療開始前に診断を充分に理解する必要があると感じています.

診断により,歯を後退させる事で口元を引っ込める事が出来ると判断した場合,後退させる量は口元のバランスや顎・歯の大きさによって異なります.口元の出ている量が大きければ大きいほど,口元の後退量を大きくしたければしたいほど歯を後退させる量が必要となりますので一般的には上下左右の抜歯が必要となります.
また,一回の治療で行なえる歯の移動量には制限がありますので,歯の移動量が大きければ大きいほど治療期間は必要です.

矯正治療を受けられる患者さんの多くは、初めての経験で皆さん不安や悩みがあるものです。いろいろとお悩みのようですが、何もあなただけが特別な悩みを持っている訳ではあません。
結局の所、早く、確実に、目立たず、そして出来ればリーズナブルな価格で治療がしたい、これに尽きますね。しかし、そんなうまい話が世の中に有るはずがありません。それが出来るなら、この世には並びの悪い人は居なくなっているはずです。矯正歯科は医療ですから、辛いことも、大変な事も沢山あるのが現実です。それを理解した上で治療を受けなければ、良い結果は得られません。見えにくい装置、それは理想でしょう。しかし、機能的に金属の装置よりも劣っていることは明かです。それを選べば、結果が劣るのは仕方がないこと。それを選ぶのは患者さんの甘えが最良の結果を逃すのです。
例えばガンになった時、苦しい抗がん剤の治療を乗りこえる勇気がなければ死が待っているのと同じ事です。苦しく、大変な事を乗りこえてこそ最良の結果が得られるのです。
その事を忘れないで、どのような方法で矯正治療を行うのかよく考えてみて下さい。
学会、雑誌、テレビ、いろいろな情報が氾濫していますが、それらはすべて参考にしかすぎません。自分の目と心で、自分にあった信頼できる先生を選ぶ他はないのです。
自分の身を守るのは、自分しかないことをくれぐれもお忘れなく。

樋口矯正歯科クリニック 福岡
福岡外科矯正ガイド
樋口矯正歯科クリニックの院長のブログ
樋口矯正歯科クリニックのスタッフのブログ

夢はEラインさん、こんにちは。
歯科医師の金田竜典です。
「効果」と言う言葉が度々出てきますが、矯正治療はあくまでも歯並び・咬み合わせを治すと言う事をまず御理解下さい。
矯正医は治療をする際、横顔を非常に気にしますしEラインの獲得を目指しますが上顎や下顎の骨自体のサイズ等に問題がある場合は、たとえ矯正治療が完璧であったとしても歯並びを整えただけでは満足されない方もおられます。
矯正の先生の所に相談に行かれれば治療後予測の状態を模型やコンピューター画面で見ていただけるのではと思います。ブラケット(質問ではクラスプとなっていますが正しくはブラッケトと言います)目立たないのがご希望のようなので,その旨をお伝えになれば良いと思います。(現在ではほとんどの医院で白または透明を使われているはずです)
抜歯については嫌がられる方が多いですが,抜歯をした方が明らかに良い方が無理に非抜歯でなさるとやはり色々と無理が生じ歯肉が下がったり矯正後の後戻りが生じやすくなったり等,不都合が起きる方もあるようです。検査の結果,抜歯が適当と言う診断が出たらその方針を取られる方が治療結果も良いと思います。スクリューを入れる方法は最近,広まってきましたが,患者様の負担が少ない上に歯を動かす事がほぼ確実に出来ますので結果として期間短縮に繋がると思います。全体的に歯を削る方法も確かにありますが後々,虫歯になる方もおられますので,お手入れを充分にされる必要があるでしょう。
色抜けについては,あまり問題になる事はないですが接着剤の種類にもよりますので始められる前に担当医にお尋ね下さい。なお,歯科医選定の目安ですが日本矯正歯科学会が認定医制度を作っておられます。全国の歯科大学・歯学部が中心になって作られている学会で,認定資格を取る為には経験年数・症例数等,厳しい規準がありますので参考になされてはいかがでしょうか。ネット情報は色々な物があり,すべて正しいとは限りません。
最終的には何件かの医院をあなた自身の足で歩いて詳しい説明を聞かれ納得が出来る所があなたにあった歯院になると思います。