対象:リフォーム・増改築
築35年程経過しました住宅をリフォームしようと考えています。
基礎、大引き、根太、12tのフローリング構造です。今では考えられない構造かもしれません。そのため床が少しぶかぶかしてきました。
そこで我流方式で現状の床の上に根太を追加、固定しながらウッドファイバーを間に挟んで、更にその上に12tのフローリングを追加しようと考えています。
そこで注意事項等がありましたらご指導をお願いします。
参考
追加の根太の高さ:約38~40mm位
ウッドファイバーの厚さ:約45mm
(つまりウッドファイバーを5~7mm位押しつぶす寸法です)
防湿シートは必要でしょうか? 必要時はどこに入れるのでしょうか?
更に質問です。
(1)フローリングが二重構造になる為断熱材は不要?
(2)ウッドファイバー有無による効果はどの位の変化でしょうか?
(3)断熱材が低コストで効果が良い他の物はどんな物でしょうか?
(4)フローリングを杉の無垢等で断熱材無のコスト面、断熱等はどうなりますか?
以上 わからない事ばかりですので宜しくお願いします。
rimoriさん ( 愛知県 / 男性 / 64歳 )
回答:2件
田口 継道
建築家
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DIYがんばって!
まず、なぜ床がぶかぶかしてきたかの原因を確かめなければだめです。
湿気で大引、根太が弱っていれば、そこから変えなければなりません。既存の上にさらに荷重が増えますので、既存の大引、根太サイズが持つかどうか。
床の寸法が高くなりますので、ドア等寸法を詰めないと開け閉めに支障をきたします。
基本的に12ミリのフローリングは、根太間隔を300ミリ以下程度にしないと剛性が得れません、通常は下地に荒床か、構造用合板を張りその上に仕上げのフローリングを張ります。やはり断熱材は必要でしょう。コスト的にはグラスウール系が安いとおもいます。床下が乾燥してれば防湿シートは必ずしも必要ないと思いますが、湿気のある土壌でしたらコンクリートを打つ等床下の防湿が必要です。色々問題を考えながら施工をするのもDIYの楽しいところと、旨く行かないところです。根気良くがんばってください。田口継道
評価・お礼
rimoriさん
2011/05/16 19:49早速のご回答有難うございます。以前に2度程床下に潜りましたが、もう一度床下の状況を再確認してみます。床下炭も視野に入れていますがどうなんでしょうか?
根太等は痛んでいないと思います?断熱材を入れながら床貼り、ドアーの寸法変更等色々大変ですが楽しんで出来そうです。ご指導有難うございました。又何か有りましたら質問させていただきますので宜しくご指導ください。
田口 継道
2011/05/17 08:33評価有難うございます。炭の利用を良く聞きますが、脱臭等には効果がありますが、防湿には向かないとおもいます、一度湿気を吸いますと保水性が良くなかなか乾きません用です。上手く出来なくても自分で出来るところがDIYの良いところとおもいます、時間が有るようでしたら、気長に頑張ってください。
下大園 幸雄
建築家
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床下の調査から・・・
こんにちは、ログ家設計の下大園です。
rimori様の床のリフォームについて
築35年で床がすこしぶかぶかの場合は、床下に湿度がありそれが原因で、床板が損傷する場合か、ぶかぶかの所が人の動きが多い場所で局所の損傷かを判断します。
1、局所の場合は、現在のフローリング上に根太、断熱施工後作業が可能です。しかし、若 干の湿度によっても古い床板の痛みの進行が早くなる事が想定できます。
長期的利用の場合は、一度床を剥がして、乾燥状態、束、根太、シロアリ等を
確認してから作業される事を提案します。
2、床の湿度が高い場合は、床下換気扇、防湿モルタル(ビニール併用)で湿気止めして
作業します。根だの間に機密性のある発泡性の製品があります。(根太の間隔で注文)
その上に下地合板を貼ってから無垢の杉材(床用の乾燥製品)を施工します。
この場合、束、大引き、根太が利用できるかもチェックします。 簡単な目安として
インパクトドライバーで60mmのも木ビスを乾燥した木材に仮止めします。ドライバ ーの強弱でビス頭が丁度、木部と揃うように調整します。同じ強さで束、大引きにビス を締めてみます。痛んでいる場合は、ビスがどんどんめり込んで行きます。正常な場合 は、ドリルが木部表面からめり込まないで空回りします。 めり込みがひどい場合は
補強をして下さい。(防蟻材使用) この場合は、防湿シートは、いりません。
床断熱の場合は、価格はグラスウールが一番安なります。(床下用あります)
参考にして下さい。
補足
最近、断熱材の納期が遅くなっていますので、材料を確保してから作業して下さい。
(現在のポイント:-pt)
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