対象:住宅資金・住宅ローン
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こんにちは。
はじめて質問させていただきます。
当方(33歳)妻(35歳)子ども2人(長男:3歳 次男:5ヶ月)
の4人家族です。
昨年あたりから賃貸からの転居でマイホームを考えるようになりました。
理由としては「家賃の支出があるのなら、その分マイホームのローンに…」という所からのスタートだったのですが、色々と勉強しているウチに、特に今年はマイホームの購入時期のタイミングではないかと考えるようになったことからです。
・住宅固定金利「フラット35S」の減税
・昨今の政策、震災の影響による増税、消費税の増加
・住宅エコポイントなどの減税対策
・今の支出レベルでローンが組めるかも…という考え
などなど
要因としては色々あるのですが、主だったことは上記のようなものです。
そこで両親に相談したのですが猛反対。
それは自分たちにあまり貯蓄がないことが主な原因なのですが、子供たちが大きくなってから考えても遅くないと言うのです。
もちろんこのご時世なのでリストラやその他の原因で働けなくなった場合のリスクを考え~…云々。
しかし、上記のような要因を考えると、どうしても今建てたほうがいいような気がしてなりません。
後々建てると消費税や減税政策の減額など、実質損をしてしまうのではと思ってしまいます。
いいアドバイスをお願いいたします。
補足
2011/05/09 00:57ちなみに
ローン総額:2100万(土地・家込み)
└内頭金:300万
現在の家賃支払額:5万
年収:300万
妻:現在専業主婦(3年前後に働く予定)
rin_ou_papaさん ( 佐賀県 / 男性 / 33歳 )
回答:4件
住宅購入のタイミングについて
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
住宅購入の一番いいタイミングは「住宅ローン金利が低いこと」「不動産価格が低下していること」が上げられます。
そして、現状においては住宅ローン金利が低く、不動産価格については一時よりも上昇していますが、まだ低いときかと思われますのでいい時期ではないでしょうか。
あとは間取りや環境などご家族にとっていい場所で資産価値が下がりづらい場所であるかや資金計画は大丈夫であるのかの検討になってきます。
資金計画においては、まずは住宅購入後の将来の予定を紙に書き出してみましょう。
それに対していくら必要でそのお金をどのように貯めるのか検討です。
住宅ローンの支払いですが2100万円で35年返済フラット35S(今月金利2.63%)とすると
当初10年間は、約6.3万円、11年目以降は約7.3万円になり、それに固定資産税がかかります。また、戸建の場合にはご自身で修繕費の積立をしないとなりません。10年後に100万円から200万円かかると思っておいてください。
現状の家賃よりも負担が増えますが大丈夫なのどうか検討してください。
本来ならば自己資金は物件価格の2割+諸費用があるのが理想ですが、上記を検討し大丈夫そうであるならば購入されても良いかと思われます。
注)実際の住宅ローンの金利は実行時の金利ですので、引渡し時の金利になります。
評価・お礼

rin_ou_papaさん
2011/05/09 09:53早速のご回答ありがとうございます。
10年後に100万~…
わかってはいるものの、絵に描いたモチを想像するばかりでなかなか「その他の支出」に関しては計画がおろそかになってしまいます。
こんな風に具体的な数字を出していただけるととても助かります。
参考にさせていただきます。
消費税についてはその時になってみないとわからないところですが、増税についてはほぼ決定とみています。
やはり金利が低い今が買い時なのでしょうね。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入のタイミングについて
rin_ou_papaさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
一般的に住宅を購入する場合、
住宅を購入したあとからのローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として、物件価格の20%相当額プラス諸費用分は、
予め用意したうえで、住宅を購入するようにします。
例えば、物件価格2,100万円とした場合、
頭金300万円でフラット35sで、住宅ローンを組んだ場合、
借入金額は1,800万円となりますので、
当初10年間は56,300円程度が毎月の負担となります。
尚、頭金として20%相当額用意できた場合、
借入金額は1,680万円となりますので、
当初10年間は52,600円ほどとなり、
現在の支払い家賃と比較しても、
大差がない水準にまでになります。
よって、住宅を購入する場合、
貯金をして頭金をもう少し増やすか、
あるいは可能ならば、ご両親などからの資金援助などを利用して、
頭金を増やすこともご検討ください。
特にrin_ou_papaさんの場合、
お子さまが2人となりますので、
将来かかるようになる『教育資金』負担のことも十分に考慮したうえで、
無理のない返済計画をたてるようにしていってください。
賃貸でしたら、
収入や家計の状況に合わせて、
支払い家賃を調節することができますが、
住宅ローンの場合、
一旦組んでしまうと、
家計が苦しくなったからといっても、
毎月の返済額を減額などしてはもらえませんので、
住宅ローンの返済に加えて、
今後の教育資金負担のことも考慮して、
住宅ローンを組むようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼

rin_ou_papaさん
2011/05/11 22:37ご意見ありがとうございます。
資金面については住宅購入を決めるまでの永遠のテーマというか、本当に難しい問題だなと日々痛感している次第です。
二人目が生まれた時点で、現在の住宅では生活しづらい(スペース等の物理的な点で)と判断し引越しを考えています。そこで今の収入・支出の面で貯蓄~という点については「広くて新しい新居に引っ越して家賃6万ぐらい払うなら家建てたがマシ」という概念が頭をぐるぐるしています(汗)
はたしてその判断がいいものか…難しいですね。

渡辺 行雄
2011/05/15 08:40rin_ou_papaさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

竹内 敬雄
不動産コンサルタント
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目先の時期より、ライフスタイルの優先順位を優先してください
こんにちは不動産鑑定士の竹内と申します。
FPの先生とは違う観点からお答えします。
私は昔、住宅専門誌の営業をしていました。
そこでは「住宅は常に今が買い」です。
金利・減税・物件供給増・今後の資材高騰・建築費高騰・景気対策
これらからその時々の要素をピックアップして理屈を積み上げていきます。
すると必ず今が買い理論は成り立ちます。
目先の減税なども日本の景気対策として
住宅はまだまだ有効ですから必ず何かしらで現れます。
不動産や住宅業界はせっせと献金していますし、多分大丈夫です。
ですから時期としては焦らず、それは横目で見ながら、
rin_ou_papaさんのライフプランとして
何が大事で、大切にしたい生活の優先順位を決めてもらうことが
重要です。
おそらく、気に入った土地を購入し、
注文住宅で戸建てをお建てになるご予定だと思います。
その際には、時期優先でお建てになるよりも、満足感が全く違ったものになるのではないかと思います。
まずは上のお子様か下のお子様が小学校に入る前後くらいを目安に自己資金を増強し、
したい生活をイメージし、土地探し、住宅建築をされると良いのではと思います。
ちなみにお子様の成長は早いので可変性の高い住宅にされることをお勧めします。
例えば2階は2ドア1ルームにしておいて、小さい時は広く遊べるようにして少し大きくなったら個室にして、的な間取りを考えておくことをお勧めします。10年15年は意外と早いです。
ライフスタイルのイメージによってはマンションを購入するのもありかもしれません。
場合によっては賃貸も有りかもしれません。
買うか借りるかどっちが得かは永遠のテーマですから
余談ですが、買うか借りるかは「持つ喜び」をどこまで感じるかでその人にとってどっちが得かが決まってくるとも思っています。
以上見当外れなことを言っているかもしれませんが
お役に立てれば幸甚です。
補足
買うことは「持つ喜び」と同時に「持つリスク」を抱えるということが今回の震災でも証明されました。
借金リスクもありますし、メンテナンスコストなども掛かりますし、気に入らないからと引っ越しも出来ません。その辺りのコストやリスクも計算に入れてみて下さい。
そのうえで、どうしてもということで手に入れた理想のマイホームはきっとrin_ou_papaさんの人生に幸せを彩ってくれると思います。
評価・お礼

rin_ou_papaさん
2011/05/09 23:27ご意見ありがとうございます。
減税やその他エコポイントを始めとした政策については、その年ごとになにかしらの対策はされているハズ!
というのはよくわかります。
しかしどうしても「消費税」の増税が頭から離れません(汗)
そうなる前に…と思うがゆえに焦ってしまっているのが現状です。
二人の子どもがある程度大きくなる頃までに貯蓄をするのがたしかに理想ですが、
その貯蓄した分が消費税である程度分散してしまうんじゃないかと懸念をいだいてしまいます。
予算は2000万!と決めてしまっている中、消費税の増税はそんなに影響ないものなのでしょうか…?
ありがとうございました。

小川 勇人
建築プロデューサー
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子ども時間で考える
はじめまして、子育て優先住宅専門店【小川の家】 小川です。
以下、私の実践知です。参考になれば幸いです。
「時はいつか?」というのは、結局のところ、
結婚、妊娠、出産と同様、結果的に「よかったかどうか」に尽きますし、
その判断(評価)をするのは、当人です。
<子ども時間で考える>
子ども2人(3歳、5か月)というと、
これからまさに子どもが心身ともに急成長していく時期であり、
このかけがえのない幼少期をどのような住環境で過ごし、育つのか
という問題は、子どもたちの人格形成に非常に大きな影響を与えます。
<稼げる期間で考える>
ご主人33歳とのこと
住宅ローンは35年組めますが、今と同じ年収を70歳近くまで稼ぎ続けることを前提とした資金計画は、現実的に無理があります。
繰上返済といえども、住宅ローンや教育費などを支払いながら、(繰上返済分を)捻出していくのはそう容易ではありません。
従って、33歳という年齢は、これから「稼げる期間」を考慮しても早すぎるということはありません。
<あと3年かけて自己資金を増やす>
そうはいっても自己資金を増やした分、歳をとりますので、返済期間は短くなる
→資金力が増える保証はない、消費税も上がるかもしれない
「思い立ったが吉日」と言います。
とはいえ、マイホーム購入とそのタイミングは「我が家の」人生の岐路です。
従って、注意する点としては
「金利が安い」とか「税制の優遇」という理由は、
たまたまそうであった、という位置づけにすべきです。
なぜなら他者の都合による経済政策を主たる理由で決めると、
「本質的に大切なものはなにか」を見失いがちで、
結果的に後悔や失敗、おかしな物件をつかむ、ことになりやすいものです。
ひょっとしたら、ご両親が反対される理由もそのような部分にあるかもしれません。
「子ども(孫)のため、イイ住環境を与えたい。そのために、(資金的に無理のない範囲で)家を建てたい」という姿勢であれば、理解協力は得られやすいのではないでしょうか。
その他、ご質問ご相談はこちらまで Email:info@ogawanoie.jp
小川の家HP:http://ogawanoie.jp
付記:
子育て世帯の家づくり、資金計画やタイミングに関しては
拙著「暮らしは変えられる~子育て優先という選択」文芸社刊¥1,470 小川勇人著にまとめてあります。全国の書店でお求めいただけます。
評価・お礼

rin_ou_papaさん
2011/05/11 22:52ご意見ありがとうございます。
「子ども時間で考える」まさに大切なことですね。
自分が幼少の頃、両親共働き+6,7回は転勤と、正直今思えばあまりいい環境ではなかったと思います。
そういった記憶が今の欲求を駆り立てている所もあるかもしれません。
>他者の都合による経済政策を主たる理由で決めると、「本質的に大切なものはなにか」を見失いがちで、
ここは肝に命じておきます。
一応このまま順調に仕事がうまくいけば、少しは年収があがる予定です(笑)
が、このご時世いつなにが起こるかわかりません。
何もかもリスクに感じたら始まるものも始まりませんが、「見極め」は慎重にしたいと思います。

小川 勇人
2011/05/12 08:02評価ありがとうございます。
子育ての住まいに関していえば、
リスクの問題ではなく、
どう生きるかという選択の問題です。
望む暮らしが得られるのは、
現住居なのか、そうではないのか。
佐賀というご近所でもありますので、
お気軽にご相談ください。
電話:095-879-7888 平日10時~17時
(現在のポイント:15pt)
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