対象:マナー
言葉づかいについて質問があります。
うちの会社の接客マニュアルで、言葉づかいがおかしいかも・・と思うところがあります。
お客様にお尋ねするときの言葉が「どちらに(いかが)いたしましょうか。」になっている
のですが、これはあってるんでしょうか。
最近入った後輩が「この聞き方っておかしくないですか」と言ってきました。
言われてから、気になっていますが、他のお店に行ったときも店員さんは普通にこう言っ
ているような気がします。
今まで違和感なく使っていたのですが、間違いなんでしょうか
だとすれば、マニュアルの見直しが必要ですよね・・・。
スノー2250さん ( 島根県 / 女性 / 30歳 )
回答:1件
どちらになさいますか?が正しい日本語です
こんにちは、スノウ2250さん。インタープロスの竹上順子と申します。
そうですね。これについては、後輩の方がおっしゃることが正しいです。
この場合、正しい日本語では、「どちらになさいますか」「いかがなさいますか」と
言います。
敬語の使い分けは、「主語が誰か」を考えるとわかりやすいです。
尊敬語だと最初に「お客様が・・・」を、謙譲語では「私が・・」とつけ、後に続く
言葉を考えていくと早く理解ができますね。
この場合、どちらにするか、決めるのは「お客様」ですので、主語は「お客様が」に
なります。
「する」の尊敬語は「なさる」、謙譲語は「致す」ですから、「どちらになさいます
か」が正しい日本語です。
もちろん、お客様にお尋ねする場合に、「私が」主語であれば「致しましょうか」を
使います。
例えば、「どちらの包装紙でお包み致しましょうか」などです。この場合「包む」の
は「私」ですので「致しましょうか」が正解です。
敬語の使い分けが間違いなくできるように、基本をしっかりと理解することが大切
ですね。
回答専門家
- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。
(現在のポイント:30pt)
「言葉づかい・敬語」に関するまとめ
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言葉づかいに自信がありますか?正しい敬語を知っていますか?
ビジネスシーンで使う敬語でお悩みの方は多いのではないでしょうか?メールの宛名の書き方から上司へ報告する際の言葉づかいなど気を使いますよね。また「宜しいでしょうか?」「宜しかったでしょうか?」はどちらが正しい?「~しても大丈夫ですか?」は使っても良いの?など接客する場合も迷うことが沢山あります。 気をつけて話しても正しい言葉づかいを知らないと咄嗟に出てきません。専門家から正しい敬語、言葉づかいを学んで身につけませんか?
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